何の前触れもなく、襲ってくる『ぎっくり腰』ですが繰り返す方も少なくありません。 「クセになるのか?」「あきらめるしかないのか?」
季節の変わり目になると決まって、腰に激痛が走る。
疲労が溜まると腰が痛くて、体を起こせない。などなど
腰が痛い時は本当に辛いですよね。
起き上がるのも立ち上がるのも必死の覚悟が必要になります。 「運動した方がいいですか?」
約4割の方が起き上がることもできない中、質問されます。
答えは『ノー』です。
立ち上がることもままならないのに運動などできるわけがありません。
ギックリ腰を起こすにはそれなりの理由があります。
突然、痛みに襲われたかもしれませんが何もないところに痛みは表れません。
しっかりと原因を見つめていただくために色々と書いてみましたのでご覧ください。
ギックリ腰を何度も繰り返す方へ
『ぎっくり腰(急性腰痛)』について
当てはまるものを書いてみました。
是非、ご一読ください。?
- 立ち上がるときにギクッと痛みが走る
- 座るときにビクッと痛みがくる
- 寝返りが打てない
- 朝、起き上がるまでに相当時間がかかる
- 歩くと腰が崩れるようになる
- 腰を伸ばせない
- 座っていられない
いかがだったでしょうか?
1つでもある場合は治療が必要です。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。
ギックリ腰の原因を探る
ぎっくり腰にも根本的原因があるはずです。
ぎっくり腰で動けなくなるときの痛みは通常の腰痛と違って、相当な痛みだと思います。
そういう痛みが起こるとき、基本的には『何も原因がない状態ではそんな痛みは起こらない』とお考え下さい。
東洋医学では『陽病』と呼ばれ、陽病には必ず、原因が存在します。
いくつか挙げてみると『労働や運動による筋肉の炎症』『ケガや外傷による脊椎の炎症』などが一般的なところです。
また、最近多いぎっくり腰の原因では『鼡径部のリンパ組織の炎症』なども見られます。
腰だけでなく、背中やお腹を押してみて、かなりの痛みを感じるところに痛みの発端が見つかります。
それが解れば、その部の炎症をいかに早く取り除くのかを考えていけばいいのです。
ぎっくり腰を克服するために
ぎっくり腰になった時の対策として、一般的なものは『安静にする』とことです。でも、すぐに仕事がある方やどこかに出かけないといけない方には少し、酷ですよね。 そんな時にまず、お試しいただきたいことが !?
①『温める』と『冷やす』を繰り返す
温冷浴でもアイシングと温めたタオルをあてるなどを繰り返しても大丈夫です。
『皮膚の変化』が起こることで過敏な状態を緩和する効果が期待できますのでお試しください。
②暴飲暴食はさける
すごく痛むときはどんな痛みでもそうですが飲酒だけでなく、胃腸も休ませることが大切です。
東洋医学の診断方法に『脈診』というのがあるのですがこの一番の目的は『胃の状態を探る(胃の気)』ことなんですね。
『胃の力』=『体の回復力』という教えが東洋医学には存在しますのでこれに従うことが早期回復のためにはとても重要になります。
とにかく、普通の生活が送れるレベルに早く回復することが最優先です。無理をしない中にもできることはやってみましょう。
ぎっくり腰になったらすべてにおいて『無理をしない』ことが 大切なのです。
『ぎっくり腰』の方にはこんな施術をします
①まずは『痛みの出所』を見つけます。
ぎっくり腰の痛みが起こっている場所は腰なのですが腰に痛みの出所がある方は実際にはそんなに多くありません。
では、『どんなところに痛みの根源がるのか?』というと鼠径部のリンパ組織や胃や腸などにある場合が意外と多いのです。
実際に押さえていけば解りますが腰の圧痛よりもお腹や鼠径部に圧痛が強い場合はそちらの処置が優先します。
現代人はアレルギーやクスリ、添加物などの影響で『リンパ組織』に炎症を起こしている方が多いのが現状です。
『腰に痛みが出た』ことはあくまでも体の危険信号なのです。
ここをしっかりと見極めることが出来ないと『慢性化』させることになりかねません。
腰痛が日本人の国民病とも言われる理由は『腰痛の原因を腰ばかりに囚われている』ことも要因の一つなのです。
『炎症の一番きついところを見つける』ことでその後の処置は大きく変わります。正確な問題点の割り出しが大切な一歩なのです。『痛みだけでも取ってくれ!』という願いはわかりますが急がば回れの言葉通りに体の信号を見極めることの方が大切なのです。
②『根本原因』への処置
痛みの出所が判明すれば、後はそれに対する適切な処置を行うだけです。
骨盤や背骨のズレが原因ならばそれを戻します。いわゆる、矯正ですね。
リンパ組織に炎症があることが原因ならば、その炎症箇所と関係が深い『経絡(ツボの流れ)』を鍼灸施術で調整する必要があります。
筋肉の炎症が原因であるならば、炎症箇所に負担がかからないように体の重心に変化を与えることも重要です。
腰とはまったく関係がないところに問題が出ていて、腰が痛む場合もありますのでそれに応じた対応が必要になります。
根本原因の見極めが出来ていれば、ほとんどの場合で痛みの軽減が見られます。
体に表れる痛みなどの症状はある種の体が出す『信号』です。
疲れが溜まっていたり、飲食が過ぎたり、ストレスがのしかかっていたりというように色んなものが重なって、痛みを発しているのです。
その原因にもしっかりと対策を行うことで痛みからの解放は近くなります。
③根本要因の対策を実行する
根本的な要因を引き起こした原因の多くは生活習慣が含まれています。
その習慣の改善をすることで痛みからの解放を早めるだけでなく、再発防止に役立ちます。
ぎっくり腰を何度も繰り返す方は生活習慣の改善に着手しないことが原因なのです。
ギックリ腰施術の感想
36歳 女性 パート
(大阪市平野区在住)
●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
洗濯物を持とうとしゃがんで立ち上がろうとした時に、腰がギクッとなり、立つ事も歩く事もできなくなりました。2日程休んで、ほんの少し歩ける様になったが、激痛が走ります。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?また、現在はどういった状態ですか?
初めての施術で痛みが少し減り、腰がくの字だったのがだいぶ伸びました。1週間位は毎日通った所、痛みはほぼなくなり、その後は週2回通い、1ヵ月位たった頃には、以前の日常生活に戻る事ができました。軽い運動も始めれるようになりました。
●同じようなお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
とにかく、初めは詰めて通われる事をおすすめします。本当に日に日によくなっているのがわかります。又、回復もすごく早かったと思います。
※効果には個人差があります。
※効果には個人差があります。
50歳 女性 M.H様 介護職
(大阪市天王寺区在住)
●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
3度目のぎっくり腰になり、起きられない状態になりました。痛みでとても辛かったです。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?また、現在はどういった状態ですか?
施術後痛みがなくなり少し動けるようになりました。2~3回通院した頃には日常生活は何とか支障なく出来る様になり、仕事にも復帰しました。定期的に通う様になってからはぎっくり腰を繰り返すことは全くなくなりました。
●同じような悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
早期の治療が効果的だという事です。他の症状等もきっちり診て下さるので安心です。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。