子供のアトピー
(アレルギー性皮膚炎)(子供の皮膚を守りたい)
赤ちゃんや小さな子供の皮膚が湿疹やかぶれを起こすことはよくあることですがそれが
長引くと『アトピー性皮膚炎ではないか?』と不安になると思います。
そこでまずはアトピー性皮膚炎と通常の皮膚炎の違いについて知りたいところですが・・・。 『実際にはアトピー性皮膚炎と通常の皮膚炎の違いは存在しない』
というのが現実なのです。病院に行って、医師の判断にゆだねられています。
ちょっと驚く方もおられるかもしれませんがこれが事実です。 「アトピー性皮膚炎とアレルギー性皮膚炎も違います。」
アレルギー性皮膚炎は『食べ物や金属、ダニやほこり』などの特定の物質に反応するのに対して、
アトピー性皮膚炎は『何が原因なのか、解らない』のが実際のところです。
アトピーという言葉の語源はギリシャ語で「アトポス」(atopos)がこれにあたり、『奇妙な』『特定されない』という意味です。
ここから考えてもお薬の選別にも注意が必要なのがよくわかります。
原因が解らないものに対して『とりあえず塗ってみる』のは危険なのです。
実際に臨床現場で思うことは『皮膚炎以上にお薬の副作用』の方がはるかに厄介であることは事実です。
当院の経験から、詳しく書いてみましたので是非、ご覧ください。
『皮膚の状態』安易に考えていませんか?
『お子様の皮膚炎』の様子から
よくある状態を書いてみました。
いくつ当てはまるでしょうか?
- 皮膚炎がなおらない
- いつもボリボリ掻いているのが気になる
- 皮膚炎が酷くなって膿が出ている
- 皮膚炎の薬を塗っているがよくならない
- 皮膚の痒みで夜、寝てくれない
- 水イボも出てきた
- 風邪を引きやすい
- すぐお腹を下す
- 日に当たると湿疹が出てくる
1つでもある場合は何らかの対策が必要です。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。
アトピー性皮膚炎になる子供の特徴は?
東洋医学では『皮膚は腸を表す』と言われています。
漢方や東洋医学では皮膚は腸を表すという言葉があり、皮膚炎への対処として『腸の状態』にフォーカスするように説かれています。
『便秘や下痢』などの排泄が思わしくない状態や『お腹にガスが溜まりやすい』というような子供が多いことも事実です。
さらに腸の状態は歯や体の元気そのものにも影響があるとされています。
特定のアレルゲンに反応するアレルギー性の皮膚炎でも原因が特定されないアトピー性皮膚炎でも『腸へのアプローチ』は必須と考えられています。
当院がアトピー性皮膚炎の方に貢献できるのもこんな考え方が根底に施術や養生法を提案しているからです。
アトピー性皮膚炎を解消するために
アトピー性皮膚炎を解消するためには『腸内改革』が必要なことはご理解いただけたでしょうか? 具体的には『どんな対策が必要なのか?』ご紹介させていただきます。
①『油』を控える
ここでいう油は動物性の油よりも『植物性の油』のことを指します。
特に廉価なものは『薬品抽出問題』などに注意が必要で多く摂りすぎると人体に大いに影響が出るようです。
現代人は相当な油の摂取量が想定されますので心当たりのある場合はまずはお試しください。
②『グルテンフリー』にしてみる
諸外国ではすでに取り組まれている方も多いようです。
腸内でさまざまな悪影響を及ぼすとされるグルテンを生活から除去するだけでもかなり効果が見られます。
特に①油との組み合わせにより胃腸への負担が倍増するようです。
具体的にはパンや麺類を控えて、米食中心の生活に変えることです。
それだけでも改善することは少なくありません。
また、当院にご来院の方で「アトピー性皮膚炎」のお悩みだけで来院される方はほとんどなく、「夜泣き」や「カン虫」「関節痛(成長痛)」などのその他のご症状と合わせて、施術される方がほとんどです。それぞれに関連が深いことが多く見られます。
それぞれのお悩みとアトピー性皮膚炎の関連を理解する ことが重要なのです。
『アトピー性皮膚炎』にはこんな施術をしています。
①体の内・外の筋肉を緩めます。
アトピー性皮膚炎の子供は『お腹の腹膜が緊張している』場合が少なくありません。
消化の状態が悪いことから胃だけでなく、十二指腸や小腸、大腸などにも負担が大きくのしかかるためです。
胃腸も筋肉で作られています。
筋肉が円滑に動き、その働きを円滑に行うためには血流とそれに伴う酸素供給が大切になります。
そのために必要なことは『全身の骨格のゆがみを正す』ことです。
肋骨や背骨、骨盤といった主要な骨格のゆがみを正すことで周辺の筋肉はフワフワに緩んでくれます。
成長痛などの痛みからも解放されるのです。
「筋肉や骨格の歪みを整えることで脊椎が安定して神経の流れがよくなり、神経伝達もスムーズになります。そして、過敏な状態がおさまりをみせるようになります。消化液の流れの正常化を実現させることで腸に環境も整ってきます。
②『大腸・小腸』に鍼灸でアプローチ
東洋医学では『ツボ』と呼ばれる反応点に対して、鍼やお灸・指圧などを施します。
このツボの流れを『経絡(けいらく)』と呼んでいます。
経絡は体の胃や食道とつながりがあるので遠隔的に胃や食道にアプローチすることができます。
胃液が逆流する現象は『消化液の調節機能の乱れ』です。
消化機能のコントロールが乱れている状態です。
鍼やお灸をしているとその最中にお腹が『グルグル』と音を立てて流れることも少なくありません。
即効性も期待できる施術になります。 ③薬に頼らなくてもよい
アトピー性皮膚炎に悩む方は何らかのお薬やサプリメントを服用している方が少なくありません。
多くの薬を服用することで更なる負担を背負っていることも少なくありません。
可能な限り、自然な状態に戻すことが早期回復には重要なのです。
小児アトピーの施術の感想
30歳 女性 かっちん様
(大阪市東住吉区在住) 生後7か月で小児アトピーと診断されました。出産前から私が通院しており信頼できる先生に相談しにきました。治療を始めると症状がひどくなると言われていましたが親はほほの皮がめくれ血が出ている様子にいたたまれませんでした。でもそれを乗り越えると回復に向かっていくのが日に日に目に見える様になってきました。現在は保育園に通う他の子供たちと同じ様に生活しています。疲れ切った私を見て「ママが元気でないと子供も元気にならないよ」と言われ私も治療していただきました。子供もスタッフさんみてもらえるので安心です。
※効果には個人差があります。
30歳 女性 T.T様
(大阪市生野区田島在住) 子供のアトピーが心配で私自身神経質になりすぎてイライラ。このままではダメだと相談に訪れました。原因だと言われるもの排除し病院で言われる事は全て実践・・・なのに一向に良くなりませんでした。鍼が良いと友人に教えてもらいました。半信半疑でしたが、見る見る効果が表われました。まずはかゆみが減り、ぐずりが無くなりました。夜も良く眠っていますまだ全てが治ったわけでは無いのですが、先生に任せていれば安心と親の私も落ち着いています。予約制なのも助かっています。
29歳 女性
(大阪市生野区在住) ●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
娘の小児アトピーで悩んでいました。生後2ヶ月ぐらいから発症、最初は乳児湿疹と思っていたのですが治らずアトピーと診断されました。現在は3才ですがカサカサがひどく痒がります。飲み薬やステロイドの塗り薬に頼り続けるのが怖いので相談に来ました。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?
先生が優しく接して下さるので娘も嫌がらず鍼治療をしてもらっています。痒みが減っているのか夜によく眠るようになり日中の機嫌もよくなりました。
●同じようなお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
何かあればすぐ診てもらえるので安心です。もっと早く診てもらえばよかったと思っています。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。