『やる気が出ない』『なんかしんどい』『体がだるい』『いつも眠い』というご相談は昔から少なくありません。
肩こりや腰痛のご相談に来られる方の中にも痛みやコリが和らいでくると『慢性的な疲労の解決』を目指す方も少なからずおられます。
お仕事や家事などに追われて、過労やストレスを多く抱え、疲れの溜まる原因が解っている場合でもその根源をすぐに解決することはできないのが現実です。
当院ではこの問題に対して、平成10年開業以来取り組んでまいりました。 当院では『呼吸力の低下』が慢性疲労を引き起こしていると考えています。
慢性疲労で来院される方の多くから『アレルギー性鼻炎』『副鼻腔炎』『息苦しい』『胸が苦しい』などの訴えを伺います。
呼吸力の低下が起こると何が問題になるのか?
一つは体の筋肉や内臓の『酸欠状態』を招きます。
酸素と二酸化炭素の入れ替えを行う力が不足すると血液中の酸素が不足し、筋肉や内臓の働きが低下してしまいます。 酸素量が不足していると体は思うように活動できなくなってしまいます。
特に朝起きた時にすでに『疲れを感じる』という方はこの呼吸力の低下を疑う必要があります。
『気力が充実している方』は呼吸力も充実しておられる方なのです。
『やりたいことができる』充実した日々を送るために
お体の見直しを目指したい方へ役立つ情報を書いてみました。是非、ご覧ください。
『慢性疲労症候群』元気を取り戻したい方へ
『慢性疲労症候群』について
当てはまるものを書いてみました。
気づいてない方もおられますので是非、ご一読ください。?
- 昼間でも眠い
- 仕事中に時々、寝落ちすることがある
- やる気が出ない
- 体中が痛い
- 寝てもスッキリしない
- 頭が常に重い
- 肩こり・首のコリがひどい
- いつもむくみを感じる
- 息苦しさを常に感じる
- 胃がいつも重い
- 目が疲れる
- 耳の閉塞感が取れない
いかがだったでしょうか?
1つでもある場合は対策が必要です。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。
慢性疲労の原因
『やる気がでない』『体がいつもだるい』『体中が痛い』などの原因はすでにお伝えしている呼吸力のから引き起こされる様々な問題が存在します。
では、『呼吸力が低下するとどんな問題』が体に起こるのでしょうか?
最近の男女や年齢の差に関係なく見られる体の状態が『むくみ』です。
むくんだ体で問題になるのは『体の引き締め作用の低下』と『冷え』になります。
むくみは『体を支える力』が低下するだけでなく、『冷えやすい』状態を招く大きな原因です。
東洋医学では『気の巡り』という表現を使いますが「やる気」「元気」「活気」「気力」など、皆さんが普段、何気なく使っている言葉にも「気」の文字が使われています。
「気」とはエネルギーそのものです。体を突き動かす原動力のことです。
エネルギーは何から起こるのかというと「毎日の食事」です。
車を動かすには「ガソリン」電化製品を使うには「電気」が必要です。
体は「食べ物」が原動力となって動いているのです。
それと並行して、大切な事は「休息(睡眠)」と「排泄(運動)」です。
これらが上手く絡み合って、人間は生命を維持することができるのです。
効率よく体のエネルギーを使うためには基本的な生活習慣への対応だけでなんとかなるのです。
慢性疲労への対策は?
『慢性疲労』への対策として自分でできることをいくつか紹介していきますので是非、できることがあれば、すぐにでもはじめてみましょう。 簡単なことですが『できないことは無理をしない』ことが一番です。
①腹式呼吸をする
腹式呼吸というと呼吸をすると思う方も多いですが実際には『腹膜運動』が正しいと当院では考えています。
腸内温度を高めることで体の免疫力をあげることにつながります。
②半身浴をする
腸内温度を上げることが免疫機能を上げてくれることが解っています。
また、リラックス効果も期待できることからおススメのアイテムです。
腸内温度が高まると自然と気持ちも楽になりますので合わせて、是非、お試しください。
その他にも『陰性食品(甘い物や精製食材)』の過食やストレス、お薬などによる原因が見え隠れする方も少なくありません。
『特効薬』のようなものを期待する方もおられると思いますが残念ながらそんなものは存在しません。 自分の体を『労わる』ことが最高の薬です。
慢性疲労の方への施術
①鍼灸で『むくみ』対策
鍼灸というと怖いイメージがあると思いますが当院の実際の施術では『ほとんど刺された感はありません』。
それは当院が3000年以上の歴史を誇る『経絡施術』を採用しているからです。
数千年前から伝わる鍼灸治療ですが昔は今のような『鍼先の鋭利なものはありません』でしたので皆さんがイメージするような鍼を体にたくさん刺す治療は出来なかったのです。鍼を体の奥まで侵入させる技法はその施術目的が『筋肉』に限られた歴史が浅い鍼法になります。
古来から伝わる体の内部に作用する経絡鍼法は『ツボ』を使います。ツボの深さは『皮下約0.5mmから2mm程度』でその間にツボの流れを刺激するためにかなり高度なテクニックを要しますので現在ではあまり、使われなくなりました。
では、『排泄力を高める』とはどんな方法なのでしょうか?
排泄力と関係する体の臓器は『肝臓』と『腎臓』です。その他には『大腸や膀胱』などの消化・排泄器官も大きく関わります。
実際の施術では『ウイルスなどの侵入から身を守る肝臓』『水分を吸収する大腸』と『水分を体外に出す腎臓や膀胱』の調整が必須です。
そして、内部のパワーが高まってきたら『大腸や膀胱・腎臓』を活躍させて排泄を促すという流れになります。
一旦、排泄機能にスイッチが入るまでには時間を要しますが体が排泄・排毒力を取り戻せば、余分な水分は体外に排泄されます。
「『排泄ルート』を体が思い出すことで代謝がスムーズになり老廃物や排せつ物が体の外に追い出せるようになります。『すぐに効く方法』ばかりに目を向けていると本当の原因を見失うことになりかねない状態を招きます。まずは臓器間ネットワークを整えることが大切な第1歩です。
②『頭蓋骨と肋骨調整』は必須です。
呼吸の入り口は『鼻』と『口』です。口と鼻があるのは頭ですので呼吸器のケアをするときに『頭蓋骨の調整』は不可欠です。
それと頭蓋骨と並んで重要な部分が鎖骨や肋骨に覆われる『胸郭(きょうかく)』と呼ばれる胸になります。
体をきれいにする時間は主に『夜間』です。睡眠時に血液や体液をきれいにして、多くの老廃物を体外に排出する準備をしています。
では、睡眠時の呼吸の状態を思い浮かべてみてください。
通常は大きな深い呼吸をしていますよね。睡眠時の深くて大きな呼吸が気管や鼻腔をきれいにしてくれるのです。
『呼吸力の低下=代謝の低下』につながります。
呼吸の状態が現れる関節は肺を入れる『肋骨』と『肩関節』です。
肋骨と鎖骨の状態をチェックし、問題があれば調整することでこの問題は解決します。
呼吸が乱れている状態では代謝は上がりようがないのです。
体の老廃物を処理し、リセットさせるには呼吸機能の安定は不可欠です。
骨格の調整はいち早く、新陳代謝を整えるために重要な施術です。
慢性疲労施術の感想
Y.H様 35歳 女性
(大阪市東住吉区在住)
昨年7月頃から、最初は風邪かなと思っていましたが、いつまでたっても疲れがとれず、だるい、微熱などが続いており、だんだんと症状がひどくなり、夜も眠れず、何をするにも気力がない状態が続いています。病院の薬を飲んでも効かず、誰にもわかってもらえず辛い毎日です。
1回目の治療の夜、久しぶりに熟睡できました。精神的に落ち着きました。先生を信頼し通ってみたところ、家ではしんどくて横になってばかりいたのが、徐々に起きて用事ができる様になりました。仕事も復帰できました。
私にあったプランを作成していただき、無理のないペースで通えました。又、先生の豆知識なども教えてもらえたので、とても勉強になりました。
※効果には個人差があります。
ゆう様 38歳 女性 会社員
(大阪府東大阪市在住)
●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
慢性疲労で毎日「しんどい」が口癖でした
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?また、現在はどういった状態ですか?
数回通ううちに顔色が良くなり「しんどい」という回数が減りました。身体の疲労感が軽くなり、体重が減ったわけではないのですが身体が軽くなったように感じました。会社でも「最近何か元気になった?」と言われ嬉しいです。鍼やお灸が気持ちいいので通い続けています。
●同じようなお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
諦めず自分の身体のメンテナンスが出来て本当に良かったと思っています。
※効果には個人差があります。
M.N様 34歳 女性
(大阪市生野区在住)
もう何年も疲労感が強く、家事も少ししては横になり、外出も必要以外する事はない生活していました。病院で調べても悪いところもなく、慢性疲労という結果がだされました。何科がよいのか分らず薬も嫌だったので岡田鍼灸へ来院しました。
鍼もお灸も全く初めてでしたがリラックス出来てとても気持ちの良いものでした。今は家事の普通に出来ますし、外出も友人とランチも楽しめる程に回復しています。
※効果には個人差があります。
S.T様 51歳 女性 パート
(大阪市天王寺区在住)
●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
1日中だるい、しんどい、疲れている、何も出来ない状態が何カ月も続いています。病院へ行っても、更年期だとうつだと言われ、たくさんの薬をだされますが、完全に治りません。何か他に方法はないかと思い、知人に聞いて来院しました。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?
また、現在はどういった状態ですか?
岡田先生の所見では慢性疲労症候群ではないかとの事でした。生活環境の見直しをする様にと、食事や睡眠などのアドバイスを受け、自分で出来る範囲で行いました。少しずつ症状が和らぎ、日常生活は送れるようになりました。又、体の調子が良いので、ふさぎこむことがなくなり、仕事も休むことなく行ける様になりました。
●同じようなお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えて下さい。
東洋医学の奥の深さがわかり、先生と施術中のお話がとても楽しかったです。慢性疲労だけでなく、その日の体調にあわせた(風邪・腰痛…)施術をしてくださるのでとても良かったです。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。