『階段を上る』『少し、歩く』『ビックリする』くらいのことで呼吸が荒くなる。
そんな時、少し不安になりますよね。
『何かの病気ではないか?』『どこか悪いところがあるのではないだろうか?』色々なことが頭をよぎります。
不安を感じるようなら医療機関での検査を受けることも大切かも知れません。 自分の思うように体が動かなくなるのは『年齢』だけが原因ではありません。
少し、小走りに走っただけで『ハアー、ハアー』と呼吸が乱れる方は若い世代の方にも見られるのが最近の傾向です。
息切れを感じるのは『更年期』と呼ばれる世代になると特に増えてきますがそれだけが原因ではないようです。
最近の『呼吸力』『体力』の低下は社会問題と言っても過言ではないと当院では見ています。
アレルギーや鼻炎はもちろん、運動力の低下、肥満など様々な問題が隠れているようです。 当院では『息切れ』と『横隔膜の運動力の低下』に着目しています。
横隔膜はどなたでも聞いたことがあると思いますが実際にどんな働きをしているかを知る人は少ないのが現実です。
今回、横隔膜について、詳しく書いてみましたので是非、参考にしていただき『ご自身の息切れ』の状態と照らし合わせてみてください。
解決への手掛かりになるかもしれません。
息切れして、不安なあなたへ
『息切れ』について
当てはまるものを書いてみました。
気づいてない方もおられますので是非、ご一読ください。?
- 階段を上ると息切れを感じる
- 時々、胸が苦しくなる
- 少し、小走りするとハアーハアーする
- 起こると動悸と息切れを起こす
- 緊張すると息切れを感じる
- 寝ていると息苦しさで目が覚める
- 車を運転していると時々、苦しくなる
- 買い物の荷物を持って歩くだけで息切れする
いかがだったでしょうか?
1つでもある場合は対策が必要です。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。
息苦しくなるの原因
大きくは『呼吸器官(鼻腔や気管、肺、横隔膜など)』と『胸部の器官(リンパ組織や心臓など)』『肝機能』に問題がある場合が想定されます。
『呼吸器の問題』としては風邪やアレルギー、気管支炎、副鼻腔炎などが原因で。
呼吸器自体に問題がある場合があります。
また、呼吸を助ける『横隔膜』の動きが何らかの原因で悪くなり、呼吸が乱れることも少なくありません。
最近の息切れの方に多いのが『胸部や脇のリンパ組織』に問題が生じている場合もあります。
リンパ液が何らかの影響で停滞し、胸部を圧迫していることが原因と考えられます。
また、『肝機能』が弱って、血中酸素が低下することで息切れを起こす方もおられます。
呼吸力の評価は様々な物があります。世界的に使われているのが『MRC息切れスケール』という評価法ですが医師によって、その評価方法に違いがあります。
『息切れ』は生命を維持するために重要な呼吸機能の問題ですので自己判断せずに検査等も積極的に受けることをおススメいたします。
当院では特に注目しているのが『アレルギー』『肩や胸部の筋肉の緊張状態』『睡眠』『貧血』などです。
検査等で特に問題のない方で息切れがみられる方の多くはこれらの問題を1つないし複数抱える方だ多いようです。
呼吸の問題は健康状態や精神面にも大きな影響を与えますので慎重に見極める必要があります。
息切れを克服するために
特に病気等のない方でも息切れを感じる方は少なくありません。そんな方は是非、お試しください。 簡単なことですのでできるところからはじめてみましょう。
①腹式呼吸をする
腹式呼吸というと呼吸をすると思う方も多いですが実際には『腹膜運動』が正しいと当院では考えています。
腸内温度を高めることで体の免疫力をあげることにつながります。
②半身浴をする
腸内温度を上げることが免疫機能を上げてくれることが解っています。
また、リラックス効果も期待できることからおススメのアイテムです。
腸内温度が高まると自然と気持ちも楽になりますので合わせて、是非、お試しください。
その他にも『陰性食品(甘い物や精製食材)』の過食やストレス、お薬などによる原因が見え隠れする方も少なくありません。
『呼吸』の問題ですので肺をはじめとする呼吸器へのアプローチがしたいところですが『体全体の代謝アップ』が 早期回復のためには大切です。
息切れを起こす方への施術
①鍼灸で『代謝力を高めよう』
鍼灸というと怖いイメージがあると思いますが当院の実際の施術では『ほとんど刺された感はありません』。
それは当院が3000年以上の歴史を誇る『経絡施術』を採用しているからです。
数千年前から伝わる鍼灸治療ですが昔は今のような『鍼先の鋭利なものはありません』でしたので皆さんがイメージするような鍼を体にたくさん刺す治療は出来なかったのです。鍼を体の奥まで侵入させる技法はその施術目的が『筋肉』に限られた歴史が浅い鍼法になります。
古来から伝わる体の内部に作用する経絡鍼法は『ツボ』を使います。ツボの深さは『皮下約0.5mmから2mm程度』でその間にツボの流れを刺激するためにかなり高度なテクニックを要しますので現在ではあまり、使われなくなりました。
では、『代謝力を高める』とはどんな方法なのでしょうか?
代謝力と関係する体の臓器は『肝臓』と『腎臓』です。その他には『大腸や膀胱』などの消化・排泄器官も大きく関わります。
実際の施術では『ウイルスなどの侵入から身を守る肝臓』『水分を吸収する大腸』と『水分を体外に出す腎臓や膀胱』の調整が必須です。
そして、内部のパワーが高まってきたら『肺や気管などの呼吸機能』を活躍させて代謝を促すという流れになります。
一旦、代謝機能にスイッチが入るまでには時間を要しますが体が排泄・排毒力を取り戻せば、リンパの流れが整います。
「『リンパの流れ』を取り戻すことで代謝がスムーズになり呼吸と関係する筋肉がスムーズに働くようになります。この方法はどのようなタイプの方にも適合され呼吸の妨げになる問題にアプローチできるのです。呼吸活動が円滑に行えるように胸部の周辺筋肉を整えることが大切な第1歩です。
②『頭蓋骨と肋骨調整』は必須です。
呼吸の入り口は『鼻』と『口』です。口と鼻があるのは頭ですので呼吸器のケアをするときに『頭蓋骨の調整』は不可欠です。
それと頭蓋骨と並んで重要な部分が鎖骨や肋骨に覆われる『胸郭(きょうかく)』と呼ばれる胸になります。
体をきれいにする時間は主に『夜間』です。睡眠時に血液や体液をきれいにして、多くの老廃物を体外に排出する準備をしています。
では、睡眠時の呼吸の状態を思い浮かべてみてください。
通常は大きな深い呼吸をしていますよね。睡眠時の深くて大きな呼吸が気管や鼻腔をきれいにしてくれるのです。
『呼吸力の低下=代謝の低下』につながります。
呼吸の状態が現れる関節は肺を入れる『肋骨』と『肩関節』です。
肋骨と鎖骨の状態をチェックし、問題があれば調整することでこの問題は解決します。
呼吸が乱れている状態では代謝は上がりようがないのです。
体の老廃物を処理し、リセットさせるには呼吸機能の安定は不可欠です。
骨格の調整はいち早く、新陳代謝を整えるために重要な施術です。
③薬に頼らなくてもよい
ずっと薬を飲んでいるけれど変化がない場合は効果は見込めません。
副作用の観点からも少し、考え方を変えるほうがいいこともたくさんあります。
当院では自分で取り組めることも含めて、薬から離れる方法もお話しながら取り組んでいただいております。
息切れ施術の感想
※効果には個人差があります。
63歳 主婦 K.H様
(大阪市阿倍野区在住) ●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
友人と同じ距離を歩いただけで、尋常なくらい息切れと呼吸ができなくなります。大きい深呼吸をし、休むと少しましになりますが、最近、家事など日常動作にも影響がではじめています。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?
また、現在はどういった状態ですか?
掃除、洗濯、家事全般が問題なく出来る様になりました。息切れも大分マシになり、呼吸が楽にできる様になり、外出するのも億劫ではなくなりました。息切れが治っただけでなく、体全体の調子が良くなりました。
●同じようなお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えて下さい。
今までは友人に迷惑をかけると思い、外出や旅行を控えていましたが、現在は自分から誘える位元気になり、喜んでいます。
40代 男性 K.M様
(大阪市港区在住) 歩いたり階段を上がった時に、普通とは違うような息切れがします。病院へ行って検査しましたが、心電図・エコー等異常なしです。
2-3回してもらうと、呼吸がすごく楽になり、ため息をよくついていたのが減りました。夜もよく眠れる様になり、朝起きた時に疲れが残っていません。以前のような激しい息切れはしなくなり、体重を落とすためにウォーキングや駅では階段を使っています。
鍼をしてもらうと、血流が良くなり汗がふきだします。すぐに体に反応がでるので、びっくりしました。
※効果には個人差があります。
49歳 女性 N.A様」
(大阪市中央区在住) ●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
友人と同じ速度で歩いていても自分だけ息切れするようになり心配で来院しました。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?また現在はどういった状態ですか?
施術を受けるようになり、息苦しさや息切れから解放されました。まだ心配なので通院は続けています。
●同じようなお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えて下さい。
心と身体のつながりや食生活の大切さも教えて頂き本当に勉強になりました。
※効果には個人差があります。
50代 女性 S.O様
(大阪市生野区在住) 仕事中に息切れを感じる様になりました。以前していた作業が出来なくなり支障が出だしたので、慌ててこちらに来ました。少し前の健康診断で特に呼吸に問題もなかったので、おかだ先生に相談する事にしました。職場の担当部署が変わった事のストレスや年齢的な事など色々な要因があるとのことでした。鍼やお灸、整体などしてもってます。息切れも感じなくなり、仕事への支障も無くなりました。自分の身体を大切にすることの大事さも教えて頂き、食生活の改善にも取り組んでいます。食生活にも大きな問題があったようです。定期的に通院し、その時に合わせた施術をしてもらっています。
●友人と同じ速度で歩いても自分だけ、凄く息切れするようになりました。
●施術を受けるようになり、息苦しさや息切れから解放されました。
●心と体のつながりや食生活の大切さも教えていただき、本当に勉強になりました。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。