肩こり– 筋肉だけが原因ではありません –

『肩こり』について よくあるパターンを書いてみました。
あなたは大丈夫でしょうか？

• 胸が苦しいときがある
• 呼吸が浅いと感じる
• 朝起きてもすっきりしない
• 目の疲れを感じる
• 肩がこって、目が覚めるときがある
• ずっと、何かがのっているようだ
• 頭痛がする
• 顔が痛い時がある
• 肩甲骨の間が痛む
• 肘が痛むときがある
• 肩がこって、集中できない
• もどしそうになる時がある
  またはえずくときがある

いかがだったでしょうか？ 2つ以上ある場合はかなり、深いところに原因が潜んでいるかもしれません。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。

肩こりと一言にいいますが上記のチェックリストのように
色々な症状の方がおられます。

肩こりは肩周辺の筋肉が緊張して、血管や水分（リンパ液など）の流れが悪くなって、さまざまな訴えを引き起こすことをいいます。

当院ではじめに行う検査でも肺活量の低下や時には持病をお持ちではないのに血中酸素濃度（Spo2値）が異常に低下している方もおられます。
※こんな方には医療機関での受診をおススメすることもございますのでご了承ください。

特に最近の傾向としては花粉症などのアレルギーや慢性鼻炎などを長年、抱えていらっしゃる方も増えているのが現状です。

こんな方の場合、筋肉を緩める等の施術を1-2回したからといって、肩こりが楽になることは見込めないのが現状です。

東洋医学では慢性的な首や肩周辺の筋肉が緊張状態を起こしている経緯や原因をしっかりと見極めるところからはじめます。

肩こりに至った原因が食事の内容など栄養状態による場合も考えられますので、当院では提携クリニックの指導の下、血液検査データから栄養状態について、現在の様子や過去の状態を割り出すアドバイスもさせていただいております。

運動やマッサージなどのケアをしている方もおられると思いますがそれだけで、あまり効果がない方に是非、知っておいていただきたいことがあります。

現代医学的では原因を特定し、適切な処置を見つけることが難しい、肩こりや首のコリですが、東洋医学では色々な面から日常生活での取り組みをご提案することができます。まず、お試しいただきたいことが　!？

①腹式呼吸をする

腹式呼吸というと呼吸をすると思う方も多いですが実際には『腹膜運動』が正しいと当院では考えています。

腸内温度を高めることで体の免疫力をあげることにつながります。

②半身浴をする

腸内温度を上げることが免疫機能を上げてくれることが解っています。

また、リラックス効果も期待できることからおススメのアイテムです。

腸内温度が高まると自然と気持ちも楽になりますので合わせて、是非、お試しください。

また、当院にご来院の患者さまで「肩こり」のお悩みだけで来院される方はほとんどなく、「腰痛」や「首の痛み」「不眠」「頭痛」などのその他のご症状と合わせて、訴える方がほとん どです。

肩こりの原因を探っていく ことが早期回復には重要なのです。

①関節や骨格の歪みの調整・矯正

肩の訴えなのでいきなり、肩だけを施術するのは危険です。

その原因が方ではなく、体を支える骨盤や股関節、膝、足首の歪みにあるかもしれません。

まずは大きな歪みをや硬くなって動かない関節などを元に戻すというところからはじめましょう。

歪みや関節、骨盤のズレを調整・矯正するといってもほとんどの場合、ボキボキするような施術ではありませんのでご安心ください。
※事故や出産後などが原因で骨格がズレなどを起こしている場合、音が鳴ることがあります。

「骨盤や骨格を整えることで脊椎が安定して神経の働きが良くなり、血流が改善し内臓の働きも良くなりお腹も温かくなります。また、東洋医学でとても大事なお腹の温度も上がってくるので、臓器間ネットワークも整ってきます。」

②次に『うっ滞を流す』ことでメンタルにも良い影響が出て回復に向かう

東洋医学では『ツボ』と呼ばれる反応点に対して、鍼やお灸・指圧などを施します。

このツボの流れを『経絡（けいらく）』と呼んでいます。

経絡は体の各臓器（肝臓・腎臓・心臓・肺など）を通り、全身の水分や血流の調整をしながら健康状態を維持しています。

何らかの原因でこの経絡の流れに停滞が起こり、臓器間ネットワークが乱れてしまいます。

臓器間ネットワークのどこに問題があるかが解れば後はその修正を鍼やお灸、整体施術などを駆使して調整するだけです。

心と身体は連動して働いているというのが東洋医学の考え方です。

身体を改善させると心も一緒に良くなります。

もちろんカウンセリングと併用していただいても大丈夫です。③薬に頼らなくても大丈夫です。

肩こりの慢性化した方や頭痛などがひどい場合、痛み止めなどのお薬を飲んでいる方も多いと思います。

飲みながら「薬をやめたい・・・。」と思っている方も少なくありません。

できれば、薬を使わずに回復へと向かいたいところです。

当院では自分で取り組めることも含めて、薬から離れる方法もお話しながら取り組んでいただいております。