胃酸や胃液が込み上げてくる感じを経験したことがある方は多いと思いますがそれが日常、度々あると対策が必要です。 『逆流性食道炎や胃炎にはなぜ、対策が必要なのでしょう?』
胃酸は食べ物をドロドロにして、腸で吸収しやすいようにする働きがありますがその実態は『PH2』の塩酸と同じです。
通常、胃の壁は胃酸で壊れないようになっていますがその上部の食道は胃酸の影響を受けて、荒れてしまうのです。 「食道の壁が荒れるとどんなことが起こるのでしょうか?」
食道の壁は繊細にできています。
酸性の強い胃酸に触れると簡単にただれてしまいます。
そして、それが続くことで潰瘍ができる原因にもなります。
また、食道の壁は胃の壁ほど修復力が強くないために胃酸に侵食されると。
元の状態に戻るまでに時間が要するのです。
逆流性食道炎の方はあなただけでなく、増え続けている症状の一つです。
その原因や対策について、詳しく書いてみましたので是非、ご覧ください。
胃や胸がムカムカしたまま過ごしていませんか?
『逆流性食道炎』の方から
よく伺う状態を書いてみました。
いくつ当てはまるでしょうか?
- 胸が熱く感じることがある
- 胸やけを感じることがある
- 食後、胃が重い/li>
- 空腹時に胃酸が上がってくる
- 食後、気持ち悪いことがある
- 喉の違和感やヒリヒリした感じがある
- 飲み込むときに使える感じがある
- 呑酸が上がってくることがある
- ゲップがでる
- 体を前に倒すと胸が苦しい
- 食べた後にえずく
いかがだったでしょうか?
1つでもある場合は何らかの対策が必要です。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。
逆流性食道炎になる人の特徴は?
『筋肉の弱り・腹圧の上昇・食道裂孔ヘルニア・便秘』の方に多いと言われています。
では、なぜ、筋肉が弱ったり、腹圧が上がったり、ヘルニアが出たりするのでしょうか?
大切なのはそこへ至る生活習慣などの要因を見つけて正すことにあるのです。
一般的に知られる逆流性食道炎の原因としては『脂肪の多い食事・不規則な食事の時間帯など』が原因とされています。
その他の原因としては『妊娠・便秘・肥満』による腹圧の上昇も主要な原因とされています。
ここに挙げたように食生活などの生活習慣が主な原因とされていますので思い当たる場合はそこを見直すことが大切なようです。
逆流性食道炎を解消するために
逆流性食道炎を解消するためには生活習慣への着手が必要なことは何となくでもご理解いただけると思います。 では、必要な取り組みをいくつか挙げてみますので参考にしてみてください。
①『油』を控える
ここでいう油は動物性の油よりも『植物性の油』のことを指します。
特に廉価なものは『薬品抽出問題』などに注意が必要で多く摂りすぎると人体に大いに影響が出るようです。
現代人は相当な油の摂取量が想定されますので心当たりのある方はまずはお試しください。
②『グルテンフリー』にしてみる
諸外国ではすでに取り組まれている方も多いようです。
腸内でさまざまな悪影響を及ぼすとされるグルテンを生活から除去するだけでもかなり効果が見られます。
特に①油との組み合わせにより胃腸への負担が倍増するようです。
具体的にはパンや麺類を控えて、米食中心の生活に変えることです。
それだけでも改善することは少なくありません。
また、当院にご来院の方で「逆流性食道炎」のお悩みだけで来院される方はほとんどなく、「腰痛」や「首の痛み」「肩こり」などのその他のご症状と合わせて、訴える方がほとんどです。それぞれに関連が深いことが多く見られます。
それぞれのお悩みと逆流性食道炎の関連を理解する ことが重要なのです。
『逆流性食道炎』にはこんな施術をしています。
①体の内・外の筋肉を緩めます。
逆流性食道炎の方は『体中の筋肉が緊張している』方が少なくありません。
消化の状態が悪いことから食道や胃だけでなく、十二指腸や小腸、大腸などにも負担が大きくのしかかるためです。
胃腸も筋肉で作られています。
筋肉が円滑に動き、その働きを円滑に行うためには血流とそれに伴う酸素供給が大切になります。
そのために必要なことは『全身の骨格のゆがみを正す』ことです。
肋骨や背骨、骨盤といった主要な骨格のゆがみを正すことで周辺の筋肉はフワフワに緩んでくれます。
肩こりや首のコリ、痛みからも解放されるのです。
「筋肉や骨格の歪みを整えることで脊椎が安定して神経の流れがよくなり、神経伝達もスムーズになります。そして、過敏な状態がおさまりをみせるようになります。消化液の流れの正常化を実現させることで胃や食道の状態も整ってきます。
②『胃と食道』に鍼灸でアプローチ
東洋医学では『ツボ』と呼ばれる反応点に対して、鍼やお灸・指圧などを施します。
このツボの流れを『経絡(けいらく)』と呼んでいます。
経絡は体の胃や食道とつながりがあるので遠隔的に胃や食道にアプローチすることができます。
胃液が逆流する現象は『消化液の調節機能の乱れ』です。
消化機能のコントロールが乱れている状態です。
鍼やお灸をしているとその最中にお腹が『グルグル』と音を立てて流れることも少なくありません。
即効性も期待できる施術になります。 ③薬に頼らなくてもよい
逆流性食道炎に悩む方は何らかのお薬やサプリメントを服用している方が少なくありません。
多くの薬を服用することで更なる負担を背負っていることも少なくありません。
可能な限り、自然な状態に戻すことが早期回復には重要なのです。
逆流性食道炎の施術の感想
Y.A様 48歳 女性 自営
(松原市在住)
●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
1年位前に逆流性食道炎になり、病院で処方された薬を飲んで治った。その後、薬を飲まなくなると、症状が出始め、薬なしでも生活できる様になりたかった。特に、横になると、のどがつかえ、又、咳がとまらなくなります。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しました?
根本的に治したいのなら、”生活習慣の見直し”が必要との事で、食養生を先生に教わり、試みました。食養生と施術を並行して進めていくうちに症状がなくなり、今ではグッスリ眠れるようになり、食事がおいしくいただける様になりました。
●同じようなお悩みのある方へのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
飲酒、夜中まで起きていたり、外食が多いとか、自分では大したことではないと思っていましたが、この不摂生を正す事が、病気を治すカギになっていると教えてくださいました。逆流性食道炎が治っただけでなく、体全体の調子も良くなり、元気に過ごせています。
N.T様 40歳 女性
(大阪市中央区在住) 友人や会社のお付き合いで、飲む機会が多く暴飲暴食から、逆流性食道炎になりました。胃のむかつきが多くなり、胸やけにも悩まされていました。病院でもらった薬で改善が見られなかったため、こちらに来院しました。
鍼やお灸をして頂き、まず横になった時の胃の不快感が減りました。むかつきや胸やけも感じなくなり、今は以前のように食事も出来る様になっています。
食養生で先生に大切な事を教えて頂き、今までの生活を見直すことが出来、感謝しています。今も定期的に通院しています。
※効果には個人差があります。
M.K様 57歳 男性
(大阪市東成区在住) 物を飲み込む時のつかえ感と、胃酸がこみあげてきて不快感がある。
数回鍼を受け、まず喉のつかえ感がマシになりました。それからほとんど違和感がなくなった頃に、胃液の逆流する回数が減ってきたように思います。
食事や運動のアドバイスもいただけるし、知識豊富な先生なので、とても信頼できます。油っこい物やお酒を控えたり、簡単な運動をすることで体重も減り、症状改善にも繋がりました。
※効果には個人差があります。
S.Y様 45歳 女性 会社員
(東大阪市在住) ●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
逆流性食道炎で、食後のゲップや横になった時の胃酸の逆流で、苦しんでいました。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しました?
胃酸の逆流が減り、気分が悪くなる事がなくなりました。ゲップも無くなり、友人とも食事が楽しめるようになりうれしいです。
●同じようなお悩みのある方へのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
食事の事についても、アドバイスもしてもらえますし、安心して相談できる先生です。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。