まず、はじめにお願いしたいことは『逆子』と診断を受けたらすぐに取り組んでください。
最近は逆子のママに対する帝王切開を実施する時期が昔よりも早く実施されることも多いようです。 逆子を戻すことは鍼灸施術の得意とするところです。
逆子の原因をよく『自律神経の問題』などという方がいますが
ほとんど関係ありません。
また、椅子に座ることが多くなったことが原因という説も
関係ないと思われます。
では、なぜ、本来なら子宮口に頭を向けているはずの赤ちゃんが上を向いてしまうのでしょうか? 「赤ちゃんは温かい方に頭を向ける習性があります。」
よく、大人の健康指標で
『頭寒足熱』
という言葉を聞いたことがあると思います。
頭が冷えていて、足元が温かいことが体の健康が良好であるとを指しています。
・・・・が、子供はどうやら逆なんだそうです。
ここに逆子の原因が隠れているんですね。
そこをひも解いていくことで逆子対策のやるべきことが見えてきます。
『当院の逆子施術』で戻せなかった例
『逆子が返らなかった例』について
書いてみました。
ご確認下さい。
- へその緒が短かった
- へその緒が首に巻いていた
- 妊娠中に絶対安静と言われている
- 出産1週間前に来院
- 妊娠中毒症と言われた
- 糖尿病と診断されたいかがでしょうか?
ここに挙げた例、以外は期待を持っていただだいて大丈夫です。
是非、早期の対策をしていきましょう。
『逆子』には原因があります。
逆子の原因はママの『冷え』です。
現在の日本での生活は『冷蔵庫』と『冷房』が欠かせません。
また、食生活においても『甘い・柔らかい』がおいしい基準となっています。
東洋医学ではこのような暮らしをしていると『陰性に偏る』と表現します。
その結果、どうなるかと言うと『冷え』『代謝不足』が起こってしまいます。
すると、体の中で一番温かいはずの『子宮』が温かい状態ではなくなるのです。
そして、そのまま妊娠して、赤ちゃんが成長すると本来、温かい方を好み、
そちらに頭を寄せる赤ちゃんはどちらを向いていいのかわからなくなってしまうんですね。
これが逆子が起こる本当に理由です。
逆子を元に戻すために
産科では帝王切開しかないと告げられると思いますがやれることをやってみましょう。 まず、お試しいただきたいことが !?
①甘い物(陰性食品)を減らす
体を冷やす・むくむ性質の食品を食べないことが大切です。
その代表的な食べ物が『甘い物(お菓子やジュースなど)』です。
おいしい母乳を出すためにも大切な事ですので是非、取り組みましょう。
②半身浴をする
腸内温度を上げることが免疫機能を上げてくれることが解っています。
また、リラックス効果も期待できることからおススメのアイテムです。
腸内温度が高まると自然と気持ちも楽になりますので合わせて、是非、お試しください。
また、逆子体操(効率的なやり方があります)やウオーキングも大切な取り組みです。
逆子の原因を探ぐり対策をする ことで産後の回復も早めることができます。
『逆子』対策にはこんな施術をしています。
①『子宮を温める』
古来より伝わる逆子を元の位置に戻すために使われる『至陰』というツボがあります。
上手くいくと至陰のお灸だけで赤ちゃんが戻ってくれることも少なくありません。
それ以外の対策としては。
『代謝を上げる』ことが重要です。
代謝とは『出す(排泄)』と『入れる(食べる)』ことが円滑に行われることです。
逆子だけでなく、安産のための施術に使われるツボには代謝の向上に働くものがたくさんあります。
当院で特に着目している体の部分は『腹部の温度』『骨盤・肋骨・肩関節・頸椎ときに足首・膝関節など』多岐に渡ります。
つぶさに観察することであなたの赤ちゃんが逆子になった本当に理由が解ってきます。
「例えば、足関節の状態は妊娠・出産に重要な働きをする腎機能の状態が伺えます。『生命の誕生』に水は欠かせないものです。足関節の状態は腎機能を明確に表してくれるのです。ママの体の状態を良好にすることで赤ちゃんの健康状態も保つことができます。出産・産後を見据えた取り組みが逆子施術には詰まっているのです。
②『骨格を整える』ことも重要です。
赤ちゃんが住みよい環境を整えるためには『骨格のゆがみ』は大敵です。
特に当院で着目するのが『骨盤』『肋骨』『鎖骨』『背骨』です。
逆子を元に戻すためにはやたら骨盤が着目されますがそればかりが重要ではありません。
先にお伝えした『代謝を上げる』ために重要なポイントは『呼吸』です。
ママの体が酸欠状態では『代謝は上がらない』のです。
でも、逆子の相談にみえるママの中には『息が苦しい時がある』という方も少なくありません。
こういう方は決まって『睡眠力の低下』が見られます。
寝ている間に『疲れている』方も少なくないのです。
睡眠の質の向上は逆子対策には欠かせない取り組みと言えます。 ③逆子体操と食生活指導
形だけの逆子体操はやってもあまり、効果的ではありません。
ポイントは『目線を上げて、背中を反らせる』ことにあります。
また、代謝向上のために食についての正しい知識を持つことも何よりも大切な知識の共有と考えています。
逆子施術の感想
30代 主婦 R.H様
(大阪市住吉区在住) 26Wからずっと逆子(単臀位)で現在30Wになります。鍼灸で治る可能性があると聞き来院しました。食事と体を温める様に指導をうけました。通院時以外にも自宅でお灸を行い、逆子体操もあわせてしていた所、35Wに逆子が戻っていました。鍼は全くといって痛みはなく、お灸をするとポカポカとして、すごく気持ちがよく落ち着きました。施術中のお話で食生活など日常生活を見直す必要があるとわかり、とても勉強になりました。これからも役立てていきたいと思います。
34歳 女性 S.O様
(大阪市阿倍野区在住) ●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
25週目に逆子とわかり、その後自然に戻りましたが、28週目に又逆子になり、今も戻らず不安になり相談しました。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?また、現在はどういった状態ですか?
何度か施術していただくと、代謝があがったのか、すごく汗をかくようになり、手・足の冷えがなくなりました。施術中にたくさんのアドバイスをいただくと、気持ちも楽になり、体の調子も良くなりました。9ヵ月に入った頃、足でけられる位置がいつもと違うなと思っていたら、逆子が治っていました。ママが不安になるとお腹の赤ちゃんに伝わるんだよと言われ、私が心も体も元気になったので、赤ちゃんに伝わったのかなって思います。
●同じようなお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
「心と体はつながっている」を身をもって感じる事ができました。同時に腰痛や尾てい骨の痛みも軽減し、無事出産することができました。逆子で悩んでおられるママには、あきらめずに一度相談されたら良いと思います。
※効果には個人差があります。
29歳 女性 H.Y様
(大阪市生野区在中)
●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
妊娠32週目ですが逆子が治らず来院しました。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?また現在はどういった状態ですか?
逆子体操など色々しましたが治らなかったので、お灸で逆子が治るのか最初は半信半疑でした。お灸が初めてだったので熱くないのか不安でしたが全然熱くなく、体がぽかぽか温まり良い気持ちでした。4回目の治療で逆子が治りました。今は元気な赤ちゃんが産まれる様に続けて通っています。
●同じ様なお悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
逆子の治療だけでなく、身体全体のメンテナンスもして下さるので是非おすすめしたいです。私は産後も骨盤矯正に通う予定です。
※効果には個人差があります。
25歳 女性 T.M様
(大阪市平野区在住)
妊娠28週の検診時に逆子を指摘され、逆子体操などで様子をみていましたが逆子は治りませんでした。ネットでお灸治療が効果的とあったので、おかだ鍼灸院に来院しました。通院3回目ぐらいで逆子が治っており大変うれしく安心しました。心配だったのでその後も出産まで通いました。身体全体の調子も良くなり手足の冷えも改善されていました。無事に自然分娩で元気な子が産まれました。ありがとうございました。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。