学校に行けない・会社に行けない
当院は平成10年に開業しましたがその当時から起立性調節障害(OD)のお子さんはおられました。
当時は『精神的に弱い子』『登校拒否』などと言われていて、研究も進んでいなかったように思います。
病院に行っても手立てがないのでウチのような鍼灸院に相談に来られる方も少なくありませんでした。 「なぜ、こんなに起立性調節障害の子供が増えたのか?」
最近では社会問題にもなっていますが昔とは
人数が違います。
当院で施術をしている起立性調節障害のお子さんや学生さんも
増えているんですが最近は精神科や心療内科が増えているので
相談も月に1-2件ですがそれでも昔に比べると増えています。 「どうしていいのかわからない。」
親御さんも子供自身も本当にどうしていいか?
解らないんですね。
病院でもネットにもテレビにも本当の理由を知ることができるツールはないためです。
『簡単に何でも手に入る。』
これこそが起立性調節障害の大きな原因ではないかと
当院では考えています。
しっかりとご理解いただきたいので詳しくお伝えさせて
頂いておりますのでご覧ください。
不安と向き合うために
『起立性調節障害(OD)』について
当てはまるものを書いてみました。
気づいてない方もおられますので是非、ご一読ください。?
- 体がだるい
- 立ちくらみ
- 電車に乗っていると息苦しくなる
- 食欲不振
- 立っていると気分が悪くなる
- 朝に起きられない
- イライラ感
- 動悸
- 頭痛
- 集中力低下
- 寝つきが悪い
- お腹が気持ち悪い
- 胃が重い
- 胸が締め付けられるようになる
いかがだったでしょうか?
1つでもある場合は注意が必要です。
是非、ご相談ください。
起立性調節障害の原因を探る
起立性調節障害にも原因があるはずです。
私(院長)が起立性調節障害について取り組んだのは開設前の弟子時代に遡ります。
当時は起立性調節障害という名前もなかったと思います。
インターネットなどもこんなに普及していなかったので諸先輩や師匠に色々と尋ねながら親御さんや本人と話をしながら手探りで施術にあたっていました。
カウンセリングの方法や対応してくれる病院などを探して、試行錯誤をしていましたが誠心誠意、対応することでそれなりに回復されていくことが解りました。
ただし、年に2-3人程度でしたからできたのですが今はその数が違います。それに当時、成功していた方法も最近では通用しないことが多いです。
『何がそんなに変わったのか?』
答えは生活様式そのものにあります。ひと昔前と最近では食べるものも行動範囲なども変わったんですね。ここ5~10年くらいの間に特にそれを感じます。
しかし、そこに起立性調節障害を解決するヒントも隠されています。一人一人、違う原因でも昔と今の違いを当てはめていくことで概ね、答えが見いだせることにも気づくことができます。
当院は数千年の歴史を持つ東洋医学を軸に施術を組み立てることを方針にしていますので昔の人間の生活状況と現在の違いを比べることが容易かったわけです。
起立性調節障害を克服しよう
起立性調節障害を克服するために取り組んでいただきたいことがあります。 まず、お試しいただきたいことが !?
①糖質を制限する
糖質と言っても『精製された白砂糖』です。
白砂糖は『陰性食品』と言って、体の組織を緩ませる働きがあります。
成長期の子供にはもちろん、糖質は必要なのですが実際には炭水化物から摂る糖分で十分に賄うことができます。
また、体に取り入れた白砂糖は浸透圧の関係で腸内で容易に吸収されますので血糖値を急激に上げることになります。すると膵臓の細胞からインスリンというホルモンが分泌されて、急激に上がった血糖を下げようとします。
そんな食材は自然界には存在しないので日に何度もしかも毎日、それを繰り返すことで体全体が疲弊してしまうのです。
②半身浴をする
②23時から翌3時までは睡眠時間に入れる
何時間寝たかはあまり重要ではありません。
何時から何時まで寝ているかが重要な条件になります。
特に子供は『成長ホルモン』が分泌される22時頃から翌朝3時までが成長に関わる重要な時間になります。。
更に成長ホルモンは体を修復する働きも担いますので睡眠時間はとても重要なのです。
その他には昨今では添加物の問題や薬品の問題からも目を背けてはいけません。
起立性調節障害になった原因を一つ一つ除いていくことが 早期回復に向けたポイントになります。
起立性調節障害の方にこんな施術をします
①肝機能とリンパの流れを整えます。
起立性調節障害の大きな意味でのポイントは
『のびのび育つ』ように仕向けることです。
植木や野菜などがのびのび育つために土の手入れや水巻きを一生懸命することを思い浮かべてください。
『養分や水が多すぎると腐ってしまう。』のです。
成長に一番関わる臓器は腎臓や肝臓です。
腎臓は『骨』を、肝臓は『筋肉』を成長させるために大きく関わるとされています。
起立性調節障害の方は体の成長は通常ですので腎機能が弱いわけではありません。
骨を支える『筋肉』の部分に問題が生じていることが多いのです。
東洋医学では
「肝臓は筋肉を作り、働きを助けると同時に『怒り』の感情を表す。とされています。行動できない、怒りっぽいなどの状態を作る原因が肝機能を低下させていることの表れなのです。肝機能を整えることが大切な第1歩です。
②『呼吸機能の向上』も大切です。
筋肉が正常に働き、元気に行動するために欠かせない体の大切な働きが『呼吸』です。。
栄養を摂らなくても何日間かは生き延びることが出来ますが呼吸ができないと命をつなぐことは出来ません。
また、空気の出し入れをすることは東洋医学の『気の流れ』を調整することにつながります。
気の流れが整うことで『元気』『やる気』『根気』が出てくるのです。
最近は風邪や下痢など、すべての排泄行為を病気として、薬によって止めることが大切であると考えられています。
便や鼻水をため込みすぎなのです。
出すものを出さなければいくら栄養を摂っても体で働くことはできないのです。
呼吸機能を高めることは老廃物を体から追い出すことにつながるのです。
入れすぎて、出さないことが起立性調節障害を生むといっても過言ではありません。
③薬に頼らなくてもよい
ずっと薬を飲んでいるけれど変化がない場合は効果は見込めません。
副作用の観点からも少し、考え方を変えるほうがいいこともたくさんあります。
当院では自分で取り組めることも含めて、薬から離れる方法もお話しながら取り組んでいただいております。
起立性調節障害・施術の感想
※効果には個人差があります。
24歳 女性 休職中
(大阪市天王寺区在住)
●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
3カ月前、病院で起立性調節障害と診断され、現在は休職中です。
医者から焦りは禁物、気分転換などして穏やかな生活を過ごしてくださいと言われました。仕事やこれから先のことを考えると不安で仕方なくなり、おかだ鍼灸院さんに駆け込みました。
●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?
また、現在はどういった状態ですか?
まず、夜には眠れるようになり、次に気持ちが楽になり、気がついたら全身のだるさも取れていました。めまいも随分と減り、少しずつ、外出できるようになってきました。仕事の復帰はもう少し、先になりそうですが今は体を整えるのが先と思えるようになりました。気が付かないうちにメンタルケアもしてもらってたんです。
本当に感謝です。
●同じようなお悩みのある方へ
メッセージやアドバイスがあれば教えてください。
1対1できちんと診てくれます。時間も予約制なので待ち時間もほとんどないのも体調の悪い者にとってありがたいことです。自分でできることも色々、教えて下さるので助かります。
16歳 女性 高校生
(大阪府八尾市在住)
娘が起立性調節障害でお世話になっています。
他の病院を嫌がる娘がおかだ鍼灸院には通ってくれます。
学校を早退してくるのも減り、休み休みですが通学できるようになっています。東洋医学の不思議な力のおかげです。
これからも長い付き合いになる病気だと思うのですがおかだ先生がいるから安心です。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。