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習慣性脱臼– 反復性脱臼・あきらめている方へ –

習慣性脱臼
習慣性脱臼

アスリートやスポーツ選手に多い『習慣性脱臼(反復性脱臼)』は一般的には手術するしか解決する方法はないと言われています。

その多くは肩関節や肘関節の脱臼後に見られます。

原因としては『受傷後に正しく整復されていない』『脱臼後の固定期間が短い』などが挙げられます。

『痛みが取れた=脱臼が完治した』と勘違いして、練習を再開してしまうことが多いようです。 当然ですが手術に踏み切れない選手は少なからずいるのが現状です。

手術をすると入院期間とリハビリに費やす期間は合わせて『3カ月~数カ月』を要します。

中学生や高校生、大学生はプレーできる期間があるために
大事な試合の前には手術に踏み切れないこともあるのが現実です。 対策としては『関節を正しい位置に戻して、トレーニングを続ける』ことが大切です。

一度、脱臼を起こした関節は周辺の靭帯や筋肉が伸びたり、切れたりしています。

この場合、炎症が引いただけでは関節は正常動くことができずに周辺の筋力も回復してきません。

大切な事は『関節が正常な位置にあるか、どうか?』なのです。
正常な位置をキープしながらトレーニングにより筋力を戻すことで再発を防ぐことができます。

興味のある方や取り組んでみたい方はその対象方法などをご紹介していますのでごらんください。

『反復性脱臼』手術ができない方へ

『習慣性脱臼』について

当てはまるものを書いてみました。
是非、ご一読ください。?

  • 脱臼を数回繰り返している
  • 脱臼に慣れているので自分で戻している
  • 怖くて思い切ったプレーができない
  • 脱臼した関節の動きに制限がある
  • ボールを投げただけでも抜けることがある
  • 寝返りをしただけで抜けたことがある
  • 筋トレをしているが脱臼する
  • 痛みがあるので筋トレできない
  • 脱臼後、関節を動かすとゴリゴリ音が鳴る
  • 病院で手術しかないと言われている

いかがだったでしょうか?

1つでもある場合は対策が必要です。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。

習慣性脱臼の原因

関節が正しい位置に固定されていないことがそもそもの原因です。

まず、関節が『グラグラして、固定されていない』状態の方は手術が必要です。
しかし、脱臼を起こしていない時以外は競技ができたり、トレーニングも可能な状態の場合は
対処が可能です。

一度脱臼を起こすと周辺の筋肉や靭帯の一部は損傷を受けているためにそれ以外の部分で支える必要があります。

それを可能にするためには『正常な位置をキープする』ことが大切なのです。

そのために脱臼後、固定期間が過ぎても細かな調整を繰り返す必要があります。

筋肉や靭帯の損傷による炎症が治まってもその調整を続けることが大切です。

通常の打撲や捻挫のように『アイシングと固定』だけでは不十分なのです。

また、関節の位置にズレがある状態で無理なトレーニングを重ねても関節を正常に戻すことは出来ないことも現実なのです。

一度、脱臼を起こしてしまったら長期的な視野で脱臼を起こした関節とその周辺の組織を『ケア』することで習慣化は免れます。

習慣性脱臼を克服する

習慣性脱臼をおこさないためにまたは克服するためにはとにかく、日常的なケアが必要です。 簡単なことですのでできるところからはじめてみましょう。

①関節の動きをいつもチェックする

例えば、肩関節を脱臼している場合には『前後・左右の動き』や『最大可動域』のチェックを常にすることが大切です。

少しでも問題がある場合には関節にズレを生じていることが考えられますので直ちに運動やトレーニングは中止しましょう。

②脱臼した関節以外の関節のチェック

例えば、『肘関節を脱臼した場合』は手首や肩関節の状態を常に良好にする必要があります。

そうすることで肘関節への負担を最小減にくい止めることができます。

その他には脱臼後、時間が経過している場合にはアイシングなどであまり冷やし過ぎないことも大切です。

常に関節の状態をチェックし、問題があれば施術を繰り返す ことが大切です。

習慣性脱臼の方への施術

①関節を正しい位置に戻す

施術で行うことは至ってシンプルです。

脱臼を起こす関節には微妙なズレが確認できます。

レントゲンやMRIによる検査で異常なしと診断されてもそこでは微細なズレは確認できないのです。

また、脱臼を起こした関節の周辺と関係する筋肉や靭帯の関係性を整えておくことも大切です。

脱臼を起こした関節以外の周辺の筋肉や関節を良好に保つことが習慣性脱臼を起こさないポイントになります。

当院では常に関節の状態のチェックを行い、十分に筋力や可動域の検査を行うことで対応しています。

また、ある程度の回復が認められた後は自分でできるリハビリをお伝えすることにも取り組んでいただきます。

脱臼を習慣化させないためには十分な知識が必要です。それを理解し、実践することで習慣化を避けることができるのです。

②手術だけが解決手段ではない

手術をした後はかなりの可動域制限が起こることが見られます。

そなるとリハビリや施術ではどうにもならないこともあります。

手術以外の道もあることも頭にいれておくといいかもしれません。

◎通院頻度の目安

  • 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
  • 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
  • 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。
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