『突発性難聴に鍼が効果的である』という話は一般の方からも聞こえてきます。
では、具体的に『鍼のどんな作用が難聴に効果的なのでしょうか?』。
鍼を恐れる方もおられますので先にお伝えいたしますが『耳の中に鍼を刺し込む』ことはいたしませんのでご安心ください。(笑) 耳とつながる『ツボ』の中から効果があるツボを選んでいます。
お二人の『突発性難聴』の方がおられたとして、同じツボに同じように施術することはまず、ありえないことです。
鍼を刺すポイントとなるツボもそれぞれに違うことは当たり前なのです。
東洋医学の施術は鍼灸だけでなく、整体でも漢方薬でも『病名に対して方針を立てる』ことはなく、その時の『体の状態に対して、施術方針を立てる』ことが正当な施術になります。 「突発性難聴に本当に鍼は効くのか?」
正直、『1回の施術でどれだけ改善できるか?』と言われると
『やってみないとわからない』としか、答えようがありませんがお体全体の治癒力を高めながら計画的に施術を進めることで効果を出すことは可能です。
東洋医学では『耳は腎臓と関係が深い』とされており、
体の水分代謝と関係が深いとされています。
数千年前から伝わる教えと現代人の生活様式を重ねながら原因究明と施術方針を立てることで道は開けてきます。
突発性難聴を克服するための対策や取り組みをご紹介していますので是非、ご覧ください。
『突発性難聴』いつまで悩みますか?
『突発性難聴』に関する
よくある症状を書いてみました。
いくつ当てはまるでしょうか?
- 突然、耳が聴こえにくい
- 耳が詰まった感じがして聴こえにくい
- 高い音が聴き取れない
- 低い音が聴こえない
- 後ろから呼ばれても解らない
- 病院で聴力低下と言われた
- 肩や首がこると耳が聴こえにくい
- むくみがきつい
- 息苦しさを感じることがある
いかがだったでしょうか?
1つでもある場合は何らかの対策が必要です。
是非、おかだ鍼灸整骨院にご相談ください。
突発性難聴の原因は?
突発性難聴の原因は『耳のリンパの流れが悪くなっていること』にあります。
難聴の代表的な原因としては
①耳の内耳の組織のリンパの流れが悪くなり『むくんだ状態』が想定される場合があります。
このタイプは鼓膜の動きなどが影響を受けることで難聴を起こしています。
②鼻炎や副鼻腔炎による難聴
耳と鼻(副鼻腔)は『耳管』という管でつながっています。
その時間が詰まったり、塞がることで『耳の閉塞感』や『聴力の低下』が起こります。
この二つのタイプが突発性難聴の原因としては多いようです。
むくみや鼻の異常に対する施術や対策をすることで『根本的解決』を目指すことができます。
突発性難聴への対策
突発性難聴を克服するためには根本を正す施術が必要ですがご自身でできる対処方法を知っておくことも大切です。 具体的には『どんな対策が必要なのか?』ご紹介させていただきます。
①『体を温める』
すでにご紹介していますが突発性難聴の原因は鼻腔の異常やむくみと関係するものが多いようです。
ここで問題になるのが『体温の低下』や『代謝の低下』です。
副鼻腔内に鼻水や老廃物が溜まったり、むくみの原因となるのが『体温の低下』です。
この問題を解決するためには『半身浴』がおすすめです。
腸内温度を高めることで免疫力アップにも貢献します。
②『グルテンフリー』にしてみる
諸外国ではすでに取り組まれている方も多いようです。
腸内でさまざまな悪影響を及ぼすとされるグルテンを生活から除去するだけでもかなり効果が見られます。
グルテンの問題点は『むくみを引き起こす』ことです。
鼡径部や大腿部のリンパ組織にリンパ液が充満することで神経を圧迫するとされています。
それだけでも改善することは少なくありません。
また、当院にご来院の方で「突発性難聴」のお悩みだけで来院される方はほとんどなく、「肩こり」や「首痛」「背中の痛み」などのその他のご症状と合わせて、施術される方がほとんどです。それぞれに関連が深いことが多く見られます。
それぞれのお悩みと突発性難聴の関連を理解する ことが重要なのです。
『突発性難聴』にはこんな施術をしています。
①『代謝』をあげる。
体の水分代謝を上げるために鍼灸施術は役立つアイテムです。
近年、体温低下の方や血圧が低いなどの状態が続く方が多いのも突発性難聴になる方の特徴です。
当院では『少ない刺激』で代謝アップに導くための研究を重ねて参りました。
当院で採用している鍼灸術は『経絡施術』と呼ばれる施術です。
耳に働きかける施術ですが『手足のツボ』を使うことで効果的に作用を及ぼします。
そして、ある程度、水分や血流に変化が起こったところで首や耳周辺のツボへと移行していきます。
『耳の中に鍼を刺される』ようなことはありませんのでご安心ください。『耳の異常は体がどこかの異常を知らせている。』に過ぎないのです。
②『呼吸力』を上げる
代謝を高めて、血流や水分の流れをよくするためにはもう一つ、欠かせないことがあります。
それは『呼吸が円滑に行われているかどうか?』です。
現代人はアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの呼吸器に問題がある方が多いのも最近の特徴と言えます。
特に突発性難聴に悩む方は呼吸の低下が目立つ方が多いようです。
当院ではこの問題解決に即効性のある整体術で『肋骨』『鎖骨』『頭蓋骨』の調整や時に矯正を行います。
その手法も骨をポキポキするよなものではなく、ソフトで体に負担をかけない方法を採用しています。 ③薬に頼らなくてもよい
突発性難聴に悩む方は何らかのお薬やサプリメントを服用している方が少なくありません。
多くの薬を服用することで更なる負担を背負っていることも少なくありません。
可能な限り、自然な状態に戻すことが早期回復には重要なのです。
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。