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多嚢胞性卵巣症候群– PCOS –

多嚢胞性卵巣ヘッダー
のう胞は水分と老廃物が追い出せな状態です

多嚢胞性卵巣症候群が体に与える影響として、『無月経』や『月経不順』『にきび』『多毛』『肥満』などが挙げられます。また、排卵しないため、『不妊の原因』にもなります。

30人に1人に『卵巣にたくさんの卵胞を認める』状態が起こるということですので決して、少ないとも言えません。

上記のような症状がみられる方は専門医の検査を受けられることが大切です。

ここでは『多嚢胞性卵巣症候群』と診断を受けた方への対処法などをお伝えしてまいります。 『エストロゲン・黄体ホルモン(LH)・男性ホルモンの分泌異常』が原因と言われていますがなぜ、そのような異常が起きるのでしょうか?

インスリンの分泌過剰

膵臓のランゲルハンス島と呼ばれる組織から分泌されるインスリンが多いことにより、男性ホルモンの分泌が促進されると言われています。男性ホルモンは卵胞の発育を抑制し、卵巣の膜を厚くすることによって排卵を妨げます。にきびや多毛の状態が見られるのもこのためです。

ただし、インスリンの分泌が異常でないにも関わらず、多嚢胞性卵巣症候群の診断を受ける方もおられますので一概にこれだけが原因と言えません。 原因のはっきりしない方の場合には『生活習慣』をしっかりとチェックしましょう。

人間の健康を維持するにおいて『食べる(栄養)』『寝る(休息)』『運動(排泄)』は欠かせないポイントです。

『食べたものの栄養がしっかりと体全体に行き届いているか?』

『食べたものを分解するために睡眠状態はどうか?』

『体の老廃物を排泄するために必要な筋肉や内臓は働いているか?』

もしかしたら『生きていくための基本的な習慣』が乱れているかもしれません。

実はそこがポイントになることが多い『多嚢胞性卵巣症候群』について、取り組んでみたい方は続きをご覧ください。

多嚢胞性卵巣症候群か?心配なあなたへ

『多嚢胞性卵巣症候群』について

当てはまるものを書いてみました。
気づいてない方もおられますので是非、ご一読ください。?

  • 生理がない
  • 1カ月に2回来ることもある
  • 3カ月間、生理が来なかった
  • 生理(月経)の期間が短い
  • 生理痛がきつい
  • 血糖値の異常を指摘されたことがある
  • 肥満気味である
  • 不眠気味だ
  • 便秘症である
  • 頭痛がある

いかがだったでしょうか?

3つ以上ある場合は対策が必要です。
医療機関もしくはおかだ鍼灸整骨院にご相談ください。

多嚢胞性卵巣症候群の原因

多嚢胞性卵巣症候群の原因についてははっきりと診断を受ける方もおられますがそうでない方の方が多いことが現実です。

本来、自然界において、人間というよりももっと大きな枠組みで考えると
生き物がこの世に生まれてきた最大の役目は『種の保存』です。
先天的な疾患がある方以外、生殖機能に異常をきたすには何か、大きな理由があることが考えられます。 自分の体を守るための異変が起こっていることも考えられます。

例えば、『貧血』のきつい方は生理の状態に異常をきたす方もおられます。

この場合は出血することによる鉄分やその他の栄養素を体外に放出することを自ら止めているのです。

多嚢胞性卵巣症候群の方にも貧血などの症状を抱える方が見られますが理由はそういうところにあるのかもしれません。 単純なところに問題解決の糸口があることが多いようです。

子宮をはじめとする婦人科系の養生法で大切な事は『冷え』への対処です。

特に現代人は『冷房』や『冷蔵庫』がありますので1年中、冷えに晒されていると言っても過言ではありません。

そして、もう少し、踏み込んだ知識を持っていただきたいのが『冷える性質の食品』についてです。

陰性食品と呼ばれていますがその代表が『白砂糖』です。

陰性食品は冷えるだけでなく『むくみ』や『細胞の老化(糖化)』を招くとされています。

多嚢胞性卵巣症候群の方に多い『肥満』や『インスリン』の問題とも重なります。

糖尿病や肥満ではないから安心と言えないのが現代人の難しいところです。

検査による数値や基準値だけでは想定できないこともたくさんあります。

その他にも生活習慣や食生活の問題を見直すことが大切な事例はたくさんありますが代表的な問題が糖分過剰です。

多嚢胞性卵巣症候群を克服するために

半身浴をする女性の足

多嚢胞性卵巣症候群を克服するためには『代謝機能』を高めることが大切です。 簡単なことですのでできるところからはじめてみましょう。

①腹式呼吸をする

腹式呼吸というと呼吸をすると思う方も多いですが実際には『腹膜運動』が正しいと当院では考えています。

腸内温度を高めることで体の免疫力をあげることにつながります。

②半身浴をする

腸内温度を上げることが免疫機能を上げてくれることが解っています。

また、リラックス効果も期待できることからおススメのアイテムです。

腸内温度が高まると自然と気持ちも楽になりますので合わせて、是非、お試しください。

その他にも『陰性食品(甘い物や精製食材)』の過食やストレス、お薬などによる原因が見え隠れする方も少なくありません。

『卵巣』の問題ですので下腹部へのアプローチがしたいところですが『体全体の代謝アップ』が 早期回復のためには大切です。

多嚢胞性卵巣症候群の方への施術

①鍼灸で『排泄力を高めよう』

鍼灸というと怖いイメージがあると思いますが当院の実際の施術では『ほとんど刺された感はありません』。

それは当院が3000年以上の歴史を誇る『経絡施術』を採用しているからです。

数千年前から伝わる鍼灸治療ですが昔は今のような『鍼先の鋭利なものはありません』でしたので皆さんがイメージするような鍼を体にたくさん刺す治療は出来なかったのです。鍼を体の奥まで侵入させる技法はその施術目的が『筋肉』に限られた歴史が浅い鍼法になります。

古来から伝わる体の内部に作用する経絡鍼法は『ツボ』を使います。ツボの深さは『皮下約0.5mmから2mm程度』でその間にツボの流れを刺激するためにかなり高度なテクニックを要しますので現在ではあまり、使われなくなりました。

では、『排泄力を高める』とはどんな方法なのでしょうか?

排泄力と関係する体の臓器は『肝臓』と『腎臓』です。その他には『大腸や膀胱』などの消化・排泄器官も大きく関わります。

実際の施術では『ウイルスなどの侵入から身を守る肝臓』『水分を吸収する大腸』と『水分を体外に出す腎臓や膀胱』の調整が必須です。

そして、内部のパワーが高まってきたら『体温』が高まり、排卵が起こる準備が整うという流れになります。

一旦、排泄機能にスイッチが入るまでには時間を要しますが体が排泄・排毒力を取り戻せば、余分に増殖した内膜組織は体外に排泄されます。

『排卵』する準備が整うことでホルモンバランスが正常化し、排卵が誘発されるようになります。『卵巣の問題』だけに目を向けていると本当の原因を見失うことになりかねない状態を招きます。まずはまずは臓器間ネットワークを整えることが大切な第1歩です。

骨盤の図

②『骨盤と肋骨調整』は必須です。

子宮や卵巣を守るために『骨盤の歪み』は子宮の働きを高めるためには正しておく必要があります。

それと同じくらい重要な部分が鎖骨や肋骨に覆われる『胸郭(きょうかく)』と呼ばれる部分になります。

血液や体の水分(リンパ液など)の流れを整えるために助けてくれるのが『呼吸作用』です。

子宮の筋肉が正常に収縮して、老廃物を体の外に追い出すためには十分な酸素供給が必要なのです。

呼吸の状態が現れる関節は肺を入れる『肋骨』と『肩関節』です。

肋骨と鎖骨の状態をチェックし、問題があれば調整することでこの問題は解決します。

呼吸が乱れている状態では代謝は上がりようがないのです。

体の老廃物を処理し、リセットさせるには呼吸機能の安定は不可欠です。

骨格の調整はいち早く、新陳代謝を整えるために重要な施術です。

薬の写真

③薬に頼らなくてもよい

ずっと薬を飲んでいるけれど変化がない場合は効果は見込めません。

副作用の観点からも少し、考え方を変えるほうがいいこともたくさんあります。

当院では自分で取り組めることも含めて、薬から離れる方法もお話しながら取り組んでいただいております。

多嚢胞性卵巣施術の感想

※効果には個人差があります。

N.S様 28歳 女性 介護職
(大阪市浪速区在住) ●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
結婚して1年程子供ができず、婦人科を受診した所「多嚢胞性卵巣症候群」と診断され、投薬治療をしていましたが、中々結果がでず、体外受精をすすめられました。鍼灸が効果があると聞き来院しました。

●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?
施術と合わせて生活習慣を見直し整えましょうと言われ、睡眠や食養生について教わりました。その後も続けていくと、以前からあった生理不順がなくなり、規則正しい周期でくるようになりました。体が整ってきた所で、自然に妊娠したい思いから、今は妊活中です。

●同じような悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えて下さい。
自分が「多嚢胞性卵巣症候群」で妊娠しにくい体と知った時は絶望しましたが、岡田先生に施術や養生法などを教えて頂き、妊娠に向けて明るい光がみえてきました。本当にありがとうございました。

※効果には個人差があります。

T.T様 25歳 女性
(大阪市阿倍野区在住) 以前より生理がかなり不規則でにきびも多く、気になりクリニックで相談、検査の結果、多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。どうしたら良いのか分からず、以前お世話になっていた岡田先生に相談に来ました。

鍼やお灸で、まず身体を温め、食生活でも体を冷やす食物はさける事などアドバイスを受けました。肥満気味のため、自分でできる運動も教えて頂き続けています。食生活の改善と運動、施術のおかげで、まずにきびが減りました。体重も少しずつ減り安定しています。
生理の周期にも変化がでてきました。

これからも施術に通い、元気な自分を取り戻したいです。

※効果には個人差があります。

K.A様 33歳 女性 主婦
(大阪市住之江区在住) ●どのようなお悩みでご来院いただきましたか?
多嚢胞性卵巣症候群でなかなか子供ができませんでした。

●上記のお悩みは施術後、どのように変化しましたか?
他の病院で検査や治療等を受けてきて、ダメだったのであきらめていたのですが、友人のすすめで施術を受けるようになりました。半年ぐらいから変化が表れました。生理不順が安定しはじめ、体質もずいぶん改善されてきたと思っていた頃、妊娠が分かりました。色々と不安も多く、通院は続けています。

●同じような悩みのある方へのアドバイスやメッセージがあれば教えて下さい。
心のケアも先生はして下さるので、不安症の私には、とても安心できる先生です。産前産後ともお世話になる予定です。

T.N様 20代 女性
(大阪市北区在住) 生理痛がひどく、周期も乱れているので、病院で検査し、「多嚢胞性卵巣症候群」と診断され、薬を飲んでいましたが、副作用が私には強くでた為、鍼でよくならないかと思い、来ました。

この病気の説明となぜこの病気になったのかなど、詳しく教えて頂きました。納得した上で治療を始める事ができ、又、生活習慣の見直しに積極的に取り組めました。次第に生理不順などの症状が改善し、体の調子も良くなりました。

岡田先生は、私の疑問に全て答えてくれます。それもわかりやすい言葉で。鍼灸もこわくなかったし、整体もソフトで安心です。

院長の願い

ここ数年特に感じることは「栄養状態の悪い人が増えている」 ということです。

飽食の時代にあり、なんでも手に入る世の中であるにもかかわらず、『食の貧困化』 が目立ちます。

東洋医学は現代のような『豊かなのに貧しい時代』にもその知恵を分け与えてくれています。

その東洋医学の力を最大限に発揮して皆さまの生活に心身に『本当の豊かさ』 を取り戻すことが私の責務だと考えて治療にあたっています。

豊かで素晴らしい時代だからこそ、健康で明るく暮らすことがこの時代に生まれた責任でもあるのです。 痛みや体調不良はどこかに忘れて夢や目的に向かって生きる生活を共に歩みましょう。

体調不良が長引くと悪いことや余計なことが頭をよぎります。それが長引けば心も身体も疲れ果ててしまいます。

当院の軽楽施術は身体も心も同時進行で回復できるように研究を重ねてきた施術です。

悪い循環を断ち切り、よい循環を取り戻す までお手伝いさせていただきますので、ご安心ください。

◎通院頻度の目安

  • 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
  • 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
  • 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。
営業時間・休診日・住所バナー
休診日;日曜日、水曜日 受付時間;9時~20時
〒544-0023 大阪市生野区林寺4-18-17
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