ご来院の経緯
来院された方
期間
0歳5か月 男の子 大阪市東住吉区
2019年3月
通院頻度
回数
週3回;1週間
8回
施術の考え方と経過
来院までの経緯
昨年11月に2800gで出産し、母乳で育てているとのこと。3カ月を過ぎたころから『寝かせると泣く』状態が続いていたようです。抱っこしていないと寝ない状態が続き、夜はパパと交代で抱いているそうですが二人とも疲れて、限界を感じておられました。小児科や保健婦さん、母乳マッサージでも相談し、色々と試しては見たようですが全くダメだったようです。
症状
寝かせると泣き出す状態が1カ月半以上続くために夫婦でギブアップ状態。夜も昼も同じ状態でずっと抱いていないといけないという恐怖感さえ生まれてきている。小児科や検診の時にも相談したが具体的な解決には至らない状態。赤ちゃんはそれ以外は元気な様子だし、どうしていいのかわからない。
当院での検査結果
体幹テスト;胸型
東洋医学的検査;肝虚肺実
骨盤;特になし
椎骨;TH3-4、TH9-10
施術方針
『寝かせると泣き出す』原因の多くは赤ちゃんは『寝る姿勢が苦しい』ことにあります。大人の不眠症にも言えることですが胸部にあるリンパ液の溜まるところ『胸腺』にリンパ液が溢れて、肺を圧迫している状態です。この流れを良くしてあげれば赤ちゃんはスヤスヤと寝るようになります。
内容
鍼灸;肝虚肺実
整体;肋骨調整・横隔膜調整・頭蓋骨調整
※東洋医学の施術は毎回、変化に応じて変わりますのでご了承ください。
同時に施術した症状
便秘
2回目来院時
大量の便が出た。その時に大泣きしたがよく寝てくれた。
5回目来院時
何度か、寝てくれない日もあるが寝てくれるようになっている。軟便が続いている。
8回目来院時
昼も夜もウソのように寝てくれる。今回で終了。※1カ月に1度定期的に施術することにしました。
施術者から一言
赤ちゃんは自分の状態を口に出して言えないので何が起こっているのかわからないのが普通です。特に今回の状態は大人の不眠症にも共通することですが大人でも解らないことがほとんどです。切羽詰まっていたおかげでママの食事の改善等にも速やかに応じてくれたのが早期解決につながったと思います。
衛生管理
hygiene control
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。