ご来院の経緯
朝起きるのが辛い様子が出てきたのが小学校4年生くらいからではじめは怠けていると思っていたが学校で座っていると息が苦しいというようになり、内科や呼吸器内科、心療内科などを受診するが異常なし。5年生の後半から腹痛や頭痛も訴えるようになる。年齢的にも『ホルモンバランスの乱れではないか?』というアドバイスを内科で言われ、婦人科にも行くが特に変わる様子はない。
症状
腹痛 朝、起きれない 座っていると息が苦しくなる 頭痛(こめかみ部) 夜は比較的安定している
来院された方
期間
12歳 女性 小学生 大阪市生野区
2017年05月
通院頻度
回数
週3回;2週間 週1回;6カ月
18回
施術の考え方と経過
当院での検査結果
体幹テスト;腹型
東洋医学的検査;脾虚肝実
骨盤;右後方回旋
椎骨;C7、TH3、TH7、TH12、L5
施術方針
側弯症もみられ、右肩甲骨が後方内側に傾いた状態がみられ、呼吸機能に問題が見られると判断する。肺活量の検査でも息が吐けない状況。寝る時も仰向けに眠れないそうで特に気にすることもなく今日まできた状態であった。
内容
鍼灸;肺虚肝実
整体;肋骨調整・肩関節調整・肩甲骨調整・横隔膜調整・骨盤調整
※東洋医学の施術は毎回、変化に応じて変わりますのでご了承ください。
同時に施術した症状
鼻炎・側弯症
1回目施術後 夕方なのでいいのかどうかはわからない。 母;肩が上がるようになったのはビックリした。
2回目来院時
上向きで寝ていた(母)。朝も起きれたので変化があると思う。
5回目来院時
食欲が出てきたので食べ過ぎて腹痛を起こし、下痢をした。
10回目来院時
咳がひどく、痰が出る。それもすごい出るが大丈夫だろうか?
18回目来院時
息苦しさは感じなくなった。学校の授業も最後まで受けられる。 以後、月に2-3回の施術を3カ月間継続し、終了。
施術者から一言
呼吸機能に問題がある場合は側弯症などによることもあるので注意が必要である。気管に老廃物(主に痰)が溜まることでさまざな問題が生じることは東洋医学では当たり前の考え方としてある。今回はあまり、多くの服薬がなかったので比較的、早い段階で回復に向かうことができたが藁をもすがる思いなのでさまざなことを試している場合は少し、長期間の対応となる。
衛生管理
hygiene control
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。
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