ご来院の経緯
小学生の頃からじんましんで悩んでいた。抗アレルギー剤やステロイド療法など色々な病院で試すが効果がなかったのであきらめていた。クスリが効くわけでもないが不安なので服用している。特定の食べ物などに反応するわけではないので食事は普通に食べている。結婚を考えているが薬を飲み続けていることに対して、不安で赤ちゃんへの影響などを心配している。
症状
じんましんが出始めるときは小さな水ぶくれのようなものが出てきて、それがつながって手や足、背中、お腹に一面に広がる状態。出ているときはそれほどかゆみはないが引くときに異常なかゆみに襲われる。手に出ると人にわかるので心配され、とても嫌である。何度か、息苦しくなり点滴に通うことになるが治ることはない状態が子供の頃から続いている。
来院された方
期間
29歳 女性 看護師 大阪市東住吉区
2018年11月29日
通院頻度
回数
週2回;8週間、その後 週1回;8週間
20回
施術の考え方と経過
当院での検査結果
体幹テスト;胸型
東洋医学的検査;脾虚肝実
骨盤;左後方回旋
椎骨;C3-4、TH3-4、TH9-10、L5-4
施術方針
やせ型の几帳面な方でアレルギー疾患の方には珍しく、食生活や生活習慣にも配慮されている。しかし、職業柄、薬品に頼る傾向があり、また、きちんと服用し、サプリメントも数種類飲むなど、かえって胃腸に負担になることが想定できた。お仕事での疲労と胃腸の疲労の重なりが与える体への影響に対して、ご理解いただくことが大切な症状である。
内容
鍼灸;脾虚肝実・使用したツボ;太白、大陵、大衝、陽池、解谿、陽陵泉
整体;肋骨調整・肩関節調整・肩甲骨調整・横隔膜調整・骨盤調整・頭蓋骨調整
※東洋医学の施術は毎回、変化に応じて変わりますのでご了承ください。
同時に施術した症状
首痛・背部痛・便秘
1回目施術後、特に変化ない。
2回目来院時
お腹にガスが溜まった感じで苦しい。
5回目来院時
軟便が続いているがスッキリしない。食欲がない。
10回目来院時
昼間でも眠気がある。
15回目来院時
食欲が出てきた。最近、じんましんはあまり、出ない。
20回目来院時
じんましんはほとんど出ない。※その後、引き続いて妊活施術を続ける。
施術者から一言
食べたものを効率よくエネルギーとして絵使うことができない典型的なご症状です。それゆえに腸に負担がかかり、じんましんという形で表面に出たことが考えられます。結婚を考えることで未来のお子さんのことを心配されたことでご相談いただけたことはいいタイミングだったと思います。
衛生管理
hygiene control
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。
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