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ヘルペスからの顔面神経麻痺・36歳男性

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もくじ

ご来院の経緯

1月の半ばに風邪を引いた後に目の周りが痛みだし湿疹が出てくる。あまりの痛さに病院に行くとヘルペスと診断される。
その後、ヘルペスの痛みが引いてきたころに顔面に力が入らない感覚が出てきて、食べ物が口からこぼれるようになり再度、病院に行くと顔面神経麻痺と診断される。

顔面神経麻痺の状態

右頬の感覚がない状態で目の上のヘルペスの後が時々、ピリピリする。

食べ物を口に入れると意図せずにこぼれ落ちる状態。

目を閉じることができない。

眠気はあるが眠れない状態が続いている。

病院でステロイドの点滴を受けているが改善は見られない。

顔がむくんでいるのが気になる

息が苦しく感じることが時々あり、不安感がつのる。

来院された方

期間

30代 男性 会社員 大阪市阿倍野区

2018年2月

通院頻度

回数

週2回;4週間

週1回;4カ月

その後は経過を見てから再提案としました

28回

施術の考え方と経過

顔面神経麻痺に対する当院での検査結果

病院での検査(MRI等)で末梢神経性の顔面神経麻痺と診断をうけておられますのでそれを支持する。

右頬は動かず、目を閉じることが出来ない状態を確認


体幹テスト;腹型

東洋医学的検査;肝虚肺実証

骨盤;右後方回旋

椎骨;TH3-4、TH6-7、TH12、L2-3

顔面神経麻痺への施術方針

ヘルぺスによる神経痛が残ることから免疫力強化に重点をおいた施術方針

当面は腸内循環を高め、耳下腺・顔面に分布する経絡(小腸・大腸・三焦経)の状態を確認しながら施術を進める。


内容

鍼灸;肝虚

整体;肋骨調整・椎骨調整・横隔膜調整


※東洋医学の施術は毎回、変化に応じて変わりますのでご了承ください。

2回目来院時

まだ、解らない。治療をした日は眠れた。


3回目来院時

顔のむくみがマシなのはわかる。前回の治療後、目のヘルペスのところが熱をもって、痛んだがその後、ピリピリした感覚がない感じがする。

4回目来院時

何となく、頬に力が入っているような感じはある。ヘルペスの痛みは時々あるが疼くようなものではない。


8回目来院時

むくみは取れてきた。目の周りは変化してきたのはわかる。食べ物はまだこぼれる。眠れるようになった。

13回目来院時

その後、あまり変わらない感じだが食欲が出てきて、よく食べる。


22回目来院時

食べ物がこぼれなくなってきた。頬の違和感が感じる程度。前回の後からマスクは外している。

※運動療法;頬膨らませ、息を吐く。鏡を見ながら口と目の上下左右運動


28回目来院時

顔に違和感等を感じることはなくなった。

完了。

施術者から一言

通常のベル麻痺と違い、ヘルペス後の顔面神経麻痺ということで『免疫力強化』を目的の施術になりました。

食生活等への取り組みもすんなりと受け入れてていただけましたので予定通りの回復が見込めて喜んでおります。

今後はお忙しいこともわかりますがお体を労わることも忘れずにお過ごしいただくことをお願いいたします。

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衛生管理
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最大限の衛生対策に取り組んでいます。

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この記事を書いた人

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大阪市生野区のJR東部市場前駅から徒歩4分のところにある『おかだ鍼灸整骨院の院長 岡田彰久』です。東洋医学の良さを皆さんに伝えるための勉強会である『今日から使える東洋医学』もよろしくお願いいたします。

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