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『熱中症対策』のホント

熱中症対策をはじめとして、健康になるには

『とにかく水を飲んでればいい!』


みたいなことを言う話を信じて、
水をやたらと飲む方が増えている昨今、
問題はそんなに単純ではないというお話です。

もくじ

水を飲んでも健康にも熱中症対策にもなりません。

体の60%を占める水分。
水がないと命は誕生すらしないことは
誰もが知るところです。

そこを逆手にした

『水飲め!信仰』

を誰が言い出したかは知りませんが
それを信じて、一生懸命1.5~2Lの水を
飲んでいる方は少なくありません。

そんな中、夏が高温になってきたことも
あってか、年間の熱中症が原因で命を
失くす方が1100人(R2年)ほど、おられた
ようです。

参考;環境省資料(熱中症はどのくらい起こっているのか?)

これだけ国や自治体、マスコミが水分補給を
訴えているにも関わらず、かなりの被害です。
しかも8月に集中して発生していることも
特徴と言えますね。


エアコンの使い方にせよ、水分補給にせよ
効果的な対策ではないことは一目瞭然です。


少し、目線を変えた対策を知っておく必要が
あると思います。


習うより慣れましょう。

昔から技術や芸事を習得する際の
格言として、

『習うより慣れろ!』

という言葉を聞いたことがあると思います。

人間というよりも生き物と言った方が
いいと思いますがすべての生物には

『適応の能力』

が備わっています。

暑さや寒さなどの気温差だけでなく、
湿度などの変化にも適応できる能力
が備わっています。

地球が高温になれば、人間だけでなく
動物もその環境の中で適応して、生きて
いけるように適応していけるのです。

自分自身に備わった能力を信じて、
能力を引き出すこと。

これが自身の身を守る最適な手段なのです。

決して、1日中エアコンの中で暮らし、
冷たい水を飲み続けることが暑さから
身を守る最適な手段ではないのです。

夏の気温が上昇しだしてから10年ほど
経過しているとようです。

そろそろ、夏の暑さから身を守る方法
を自らが習得しないといけない時期だと
思います。


では、実際にどのような方法があるのか?
お伝えしていきましょう。

熱中症が逃げ出す体作りとは?

中国の古い書物に記される『五行の色体表』には
火-夏-熱-暑-汗
とあります。

何を意味するかと言うととても簡単です。

『暑い時は熱を追い出すために汗をかけ!』

ということです。

1日中、エアコンの中にいて、冷たい水を飲む
のは逆効果です。

かといって、暑いところでずっと過ごせという
ことでもありませんが

1日一回は汗をかいて、体の熱を外に追い出す

くらいは出来ると思います。


暑さと汗をかくこと

これが暑さに『適応する』ということだと
思います。

私は1日中、治療室でエアコンの風に当たって
仕事をしていますので夜は

お風呂に入って、エアコンは消して寝る

ことをずっと続けています。

熱中症で倒れたことは今のところありません。w

自然の猛威ほど、大きく、人間の力が遠く
及ばないものはありません。

避けようがないことなのです。

そして、それに逆らい続けることも出来ません。

近年、『適応障害』に苦しむ方が多くなっています。

季節に順応することからはじめてみましょう。
自然の力より大きなストレスも障壁もないと思います。

では、今回はこれまでです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

okadaのアバター okada 院長

大阪市生野区のJR東部市場前駅から徒歩4分のところにある『おかだ鍼灸整骨院の院長 岡田彰久』です。東洋医学の良さを皆さんに伝えるための勉強会である『今日から使える東洋医学』もよろしくお願いいたします。

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