2023年9月に突入していますがご周知のとおり、
猛暑が続いています。
そんな中、体調不良を訴える方も増えています。
日中の気温が35度を超える日が続く中、通常でも
体調維持することは容易ではありません。
ただし、『もう慣れてきた』という方もおられます。
一体、その差はどこにあるのでしょうか?
今回は例を挙げながらこの猛暑の中、
元気な人とそうでない人の習慣の違いについて
探ってみたいと思います。
夏バテ気味の方の生活習慣
今年だけではありませんが夏の過ごし方について、
真面目に取り組む方の大半は体調を維持できない方
が多いようです。
どんな取り組みをしているかというと
- こまめな水分補給を意識している。
- 直射日光は避ける(紫外線対策で外に出ない)
- エアコンは1日中付けっ放し(夜は28度に設定している)
- 夏バテしないように栄養のあるものをしっかり食べている。
- 3食しっかり食べている。
こんな感じでしょうか?
一見、優等生のようにみえる生活習慣ですが
夏バテで風邪を引いたり、熱中症にかかる方に多い習慣
とも言えるんですね。
夏バテとは無縁な方の生活習慣
一方、この猛暑の中でも元気に過ごしている方の
生活習慣はというと
- お腹が空いたら食べる。(朝食は食べない。)
- 外での作業や運動も普通にやっている。
- 必要以上にエアコンは使わない(寝るときは消す)
- 喉が渇いたら水を飲む
- 早く寝る
先の方に比べるとかなり、無頓着と言える習慣に見えます。w
ただ、私には余計なことをしないということが返って、
余計なエネルギーを消耗しないことにつながっている
ように思えてならないわけです。
余計なことはしない健康法
ストレスが現代人の心と体を脅かすと言われて久しいことは
皆さんもご存じと思います。
実際、治療を受けに来て下さる方で体調不良の原因を
ストレスという方は少なくありません。
そんな方に色んなお話を伺っていると共通して、
感じることがあります。
それは
『色々とやり過ぎてる』
ということです。
例えば、高齢者の方に多いですが
- 薬やサプリを数種類以上飲んでいる
- 薬を飲むために三食きちんと食べる
- バナナと牛乳は欠かせない
など、健康のために本来、やるべきことがぼやけて
しまっている方がほとんどです。
これは若い世代の方にもみられるようになってきた
ので恐ろしいことと思っています。
それなら効かない薬やよけなものを食べないで
早く寝て、散歩でもして汗を流している方が
余程、健康的かと思えてなりません。
世の中には
これを食べたから元気になる食品や
薬なんて存在しません。
ある意味で妄想の世界にどっぷり漬かっている方が
多過ぎるのです。
本当に自分にとって、
必要なものは?
必要な量は?
必要なタイミングは?
が判断できるための知識と経験作りをしていく
必要があるのではないでしょうか?
余計なものは捨てる勇気を持つ!
これを機会に一度、考えてみていただけると幸いです。
では、今回はここまでです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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