いきなり真冬の寒さに見舞われて、
かなり戸惑いを感じている方も
多いと思います。
実際に風邪を引いたり、腹痛が
治らなかったりというご相談が
後を絶ちません。
そこで今年の最後は超簡単な免疫強化法
でもあり、代謝を上げるために必要な
知識を身に着けていただこうと
思います。
冬の風邪はどこから入ったか?を知れば、簡単です。
痛みであれ、体調不良であれ、
体に表れる症状はすべてが
体から出る危険信号です。
風邪の症状も同じです。
例えば、
鼻水なら副鼻腔などの気道に
流れが悪いところがあって、
それを流すために出ています。
その異物がしつこいものであれば
体温を上げて、周りの組織をゆるめて
取れやすくします。
それが発熱です。
冬の風邪で話題になるのが
インフルエンザなどの
流行性のウイルスによる
感冒です。
ウイルスや細菌類が体に侵入する際は
体の弱ったところから入ります。
主に胃や大腸から侵入してきます。
東洋医学ではどこから入ったかを分析して、
治療方針を決めています。
例えば、風邪が流行っていて、同じ
ウイルスにやられたとしても
咳が出る人や下痢をする人など
多少の症状の違いは見られます。
ウイルスや菌類は体の弱っているところ
から侵入してくるんですね。
そこで今回は少し、専門的なお話に
なりますがどんな症状がどこの器官の
弱りを表しているかをご紹介させて
いただきます。
まず、『胃』から侵入された時は
- 関節(節々)が痛む
- 膝が腫れる、痛い
- 吐き気、嘔吐がある
- 前頭部が痛い
などが代表的です
次に『大腸』から侵入された時は
- 悪寒がする(とにかく寒い)
- 高熱が出る
- 夕方になると熱が上がる
- のどの腫れがきつい
などが挙げられます。
侵入ルートから弱ったところが判明
出来れば、後はその修復をしていけば
風邪も癒えていきます。
他にも膀胱や肝臓などから入る場合も
ありますが稀ですのでまたの機会に
お伝えします。
次に各風邪への対処法をお伝えして
いきます。
風邪への対処法
前述のどこから侵入したかが解れば
対処は簡単です。
胃から侵入されたと判断できれば
『胃を休める』
ことが大切です。
無理をして、食べるようなことはせずに
お腹が空くまで待つくらいで丁度いい
のです。
大腸から侵入されたと判明したら
お腹を温めることが大切です。
甘いものや果物控えて、ここでも
無理をして食べないことを心がけます。
下痢をしたり、ガスが出てくれば
おのずと緩和されます。
近年、風邪に対する色んな薬が出て
きましたが数年前まで風邪に効く薬は
ないと言われてきました。
多分、今も特効薬などありません。
また、風邪をひかない人も存在しません。
風邪を引いた時は鼻腔や気管、大腸や胃の
大掃除をしていると割り切り、出すものを
出して、胃腸を休めてあげる。
この自然の営みを思い出していただければ
幸いです。
では、今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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