ご来院の経緯
来院までの経緯
問い合わせ時点では『体をチェックしてほしい』というご依頼でした。ご来院時にお話を伺う中で子宮頸がんや胃潰瘍の病歴があり、体がだるくて日常生活に支障をきたすほどきついということが判明。今は1日中肩に何かがのっかっているように感じる肩コリと両手のしびれを何とかしてほしいということを伺い対応させていただくことにしました。
症状
10代の頃から肩こりは感じていたがここ数年、息ができないくらい肩がこる。それに伴って、両手にしびれを感じるようになり、指先がピリピリ痛む。2年前に子宮頸がんの診断後、手術を受けた後からきつくなっているように思う。胃潰瘍の薬も飲んでいる。仕事はパソコンが主で1日中やっていることもある。目の疲れや頭痛も出ることもあり、腰も痛むことがある。姿勢が悪いや骨盤が歪んでいるなど整体やマッサージで言われるが施術を受けても一向に軽減しない状態。
来院された方
期間
34歳 女性 大阪市阿倍野区
2019年1月
通院頻度
回数
週1回;8週間
8回
施術の考え方と経過
当院での検査結果
体幹テスト;胸型
東洋医学的検査;肝虚肺実
骨盤;後傾
椎骨;C2-3、TH3-4、TH6-7、L2-3、L5-S1
施術方針
ご本人も自覚しておられるように呼吸が浅いことが伺えます。睡眠も浅く、十分に疲れが取れていないことが伺えます。既往歴との関係も示唆されるために長期的な視野が必要ですがご本人は肩こりと腕のしびれがどうにかしたいとのことでしたので胸部や脇下のリンパ液の停滞の問題点を説明し、施術に入らせていただくことにしました。
内容
鍼灸;肝虚肺実
整体;肩関節・腰椎・肋骨調整・横隔膜調整・頭蓋骨調整
※東洋医学の施術は毎回、変化に応じて変わりますのでご了承ください。
同時に施術した症状
腰痛・頭痛
施術計画の提案
週1回;8週間
その後はお体の状態を見ながら再提案としました。
2回目来院時
今日は朝から頭痛がある。前回の施術後、2日くらいはよく眠れた。
5回目来院時
肩こりは楽になった。朝起きた時のだるさが取れない。
8回目来院時
手のしびれも感じないことに気づく。肩は楽。
施術者から一言
肩こりやしびれの状態は良好になりましたが起床時の疲労感や体のだるさなどがとれない状態でしたの施術の継続をおススメし、長期的な視野で子宮頸がんや胃潰瘍に対するメンテナンスも含めた施術を継続されることになりました。肩こりや腕のしびれ自体はお体の状態を表している一つのご症状ですので本来は根本的な問題ではないことがよく伺える症例と考えています。
衛生管理
hygiene control
◎通院頻度の目安
- 外傷やおケガによるお悩み・・・・1~8回くらい
- 慢性化したお悩み・・・検査後にご案内いたします。
- 内科疾患が原因のお悩み ・検査後にご案内いたします。