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【気象病】は昔からあります。

気象病は昔からあります。
もくじ

気象病とは?

テレビの番組で『気象病』について、報道されていたらしく、
同日にお2人の方からご質問をいただきました。

気象病の主な症状は

めまい、吐き気、肩こり、イライラ、情緒不安定、不眠などの突然発生する症状(不定愁訴)
偏頭痛・関節痛・古傷の痛みなど、慢性的なお悩みが悪化する状態

だそうで、Webで検索すると同様の内容の解説がわんさかと出てきました。w

原因はどのサイトも動画も
『天気の乱れによって起こる、自律神経の乱れ』
としているものがほとんどでなんのこっちゃ?という感じで
ごまかされているので解説してみますね。

大阪市生野区のおかだ鍼灸院が考える気象病とは?

気象病とは


『低気圧が突然やってきた時に起こる体の異変』

です。

そもそも、現代人はむくんでいる方が多いです。
一見、痩せていてもむくみが隠れている方が
相当おられます。

赤ちゃんや若い世代にも同様のことが言えます。

そこにお天気が悪くなって、気圧が下がる状態に見舞われると
『体が膨張する、ふくらむ』
状態になります。

ペットボトルに水を入れた状態で冷凍させても
暖めても容器は膨らみますよね。
水素ガスで膨らませた風船が空に上がっていくと
膨張して、割れてしまいます。


それと同じ状態が体でも起こるわけです。

一昔前までは台風の時などは顕著に体調不良を
訴える方が多く、高齢者の方などが雨の前に
なると関節が痛むというくらいのものでした。

それが現在では年齢も性別も関係なく、起こる
事態になっているのは深刻な問題です。

大阪市生野区のおかだ鍼灸院の気象病の治し方?

当院で実際に受けた方も多いと思いますが
鍼灸治療では気象病に対して、以下のような施術を行います。

  1. まず、体内の圧を整えるために『肺(呼吸)の安定』を図ります。
  2. 次に体内にこもった水分を追い出すために『胃と大腸の調整』のための鍼を行います。
  3. 1の呼吸を強化するために『横隔膜の調整』をして、完了

大まかにはこの3点が重要です。

次に治療で整った体を維持するために『自分で出来ること』をお伝えします。

大阪市おかだ鍼灸院が伝える『気象病対策』自分でできること

気象病対策として、意識することは

むくみ(水分代謝)、冷え、呼吸

です。

呼吸については腹式呼吸や軽い運動で対処しましょう。

冷えも軽い運動やお風呂が有効ですが食べるものも重要です。
冷える食材とむくみを招く食材は同じなので次に記します。

むくみ対策としては運動や入浴も大事ですがそれ以上に食生活が重要です。
重要なものから挙げていくと

  1. 甘いものの過食(果物にも注意)
  2. 小麦製品は控える(パンや菓子類など)
  3. よく噛む(唾液の分泌が胃を守り、水分代謝を助けます。)

気象が影響する症状はどんなに訴えてもどうにもならないものです。
自分の体を自然に適応させるしか方法がありません。

季節の変わり目に症状が出る、お天気に左右されるなど、
思い当たる方はこれを機会に取り組んでみましょう。

では、今回はここまでです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

okadaのアバター okada 院長

大阪市生野区のJR東部市場前駅から徒歩4分のところにある『おかだ鍼灸整骨院の院長 岡田彰久』です。東洋医学の良さを皆さんに伝えるための勉強会である『今日から使える東洋医学』もよろしくお願いいたします。

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