大阪府大阪市生野区林寺4-18-17  ☎06-6713-6621  web予約

2024年、梅雨前に『むくみ対策』をしておきましょう。

気温が上がってくるこれからの季節、水分補給も大切ですが
本当に大切なのは『出して入れる』という代謝を高める習慣作りです。

水分を入れるばかりでは体はむくんで多くの体調不良の
原因となります。

今回は暑くて、ジメジメした季節を本格的迎える前に
正しい知識を持って、暑さ対策していただくためのお話です。

もくじ

むくみと湿度と低気圧の関係について

むくみとは『皮下に余分な水分が溜まり過ぎた状態』です。
お体全体で言うと『水分代謝が悪い状態』になります。

なぜ、このような状態になるかというと

  1. 水分の摂り過ぎ
  2. 陰性食品(甘味や辛いもの、お酒など)の摂り過ぎ
  3. 胃腸や腎機能などに問題がある
  4. お薬やサプリの摂り過ぎ

などが現代人に多いむくみの原因と考えられます。

まず、『むくみと低気圧』の関係から一緒に考えていきましょう。

なぜ、気圧が下がるとむくみが増長されるのか?

高気圧の時は気圧が体を適度に圧迫してくれていますが
気圧が下がると気圧の圧迫が取れて、体の組織や細胞が
膨らんでしまうんですね。

見えない事なのでイメージしにくいと思いますが
関節や目や副鼻腔、脳、脊髄などの中に水分が大量に
含んだ器官は同様に膨張してしまいます。

そうすると神経や血管を圧迫して、それが痛み等に
つながります。また、胸や首、鼠径部の大きなリンパ組織も
一様に膨らんで呼吸や排泄にまで影響が及ぶこともあります。

次に湿度とむくみの関係です。

湿度は膵臓や胃に強く影響をおよぼすと東洋医学ではされています。

ある程度の湿気は必要なのですが高すぎると胃が膨張して、
返って動きや機能が悪くなると言われています。

また、胃酸が薄まって、食べた物を分解する働きや消毒作用にも
影響が及ぶので消化吸収にも悪い作用が及びます。

湿度だけでなく、水分自体の摂り過ぎにも注意が必要なんですね。

2024年は春から雨が多く、湿度が高い日が多いですが
このようなことが原因で体調を崩す人がたくさんおられました。

梅雨になるとさらに湿度の多い日が増えますのでその対策は
必須になります。

むくみとさよならする方法

では、具体的にどんなことに注意すればいいのかをお伝えしていきましょう。

先に触れた、むくみの原因となる

  1. 水分の摂り過ぎ
  2. 陰性食品(甘味や辛いもの、お酒など)の摂り過ぎ
  3. 胃腸や腎機能などに問題がある
  4. お薬やサプリの摂り過ぎ

に心当たりがある方は控えるように心がけましょう。
最も多く、この対策が出来るだけで大きく変わります。

水分はご自身のライフスタイルに合わせて、汗を多くかく方は
塩分(自然塩)と合わせて、水分補給をしてください。

エアコンの中で一日中過ごす方はそれほど、摂らなくても
大丈夫です。喉の渇きを感じたら飲む程度でいいでしょう。

また、『水を飲む』ことよりも夏野菜やくだものなどの
水分の多い食品から水分を摂ることも大切です。

唾液は消化液なのでそのまま水を飲むよりも
胃腸の働きを助けてくれます。

東洋医学では
唾液は『腎機能を助ける』とされていますので
水分代謝にも貢献してくれます。w

この時に気を付けたいのが
『自然塩もしくは自然塩を使った味噌やしょう油を一緒に摂る。
ということです。
これらを使ったドレッシング等を作ってみるのもいいと思います。

精製塩はミネラル不足で腎機能に悪影響をおよぼしますが
自然塩のミネラルは腎機能を活性してくれますので
積極的に取り入れていただいてもなんら問題はありません。

後は基本的なことですが暑い時期になると入浴(お風呂に浸かる)
ことを避ける方が増えていますがエアコンの中でお過ごしの方は
入浴する習慣が大切です。


細かいことを言えばまだまだ、ありますがこのくらい気を配れば
むくみはかなり抑えられるのではないかと思います。

また、熱中症などの対策にもなりますので是非、取り組んで
いただければと思います。

では、今回は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

okadaのアバター okada 院長

大阪市生野区のJR東部市場前駅から徒歩4分のところにある『おかだ鍼灸整骨院の院長 岡田彰久』です。東洋医学の良さを皆さんに伝えるための勉強会である『今日から使える東洋医学』もよろしくお願いいたします。

コメント

コメントする

もくじ
閉じる