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3月に運動した方がいい理由|大阪市生野区・おかだ鍼灸整骨院

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3月に運動した方がいい理由

こんにちは。
今年(2023年)の冬の寒さも終わり、
温かい春の様相を呈してきた今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか?

温かい季節と寒い季節で一番の違いはというと
自然界では『動植物の活動』です。

冬場は蚊やハエ、アリなどの小昆虫も姿を消しますが
3月の『啓蟄(けいちつ)』と呼ばれる時期が来ると
いきなり姿を見るようになります。

植物も同じで雑草であれ、栽培している植物であれ、
芽が出て、緑が出てくるようになります。
散歩していると梅の花が咲いて、いい匂いに
春の訪れを感じますよね。

都会では目にすることは少ないですが動物も冬眠から
目覚めて、行動を起こします。

そこで今回は人間も動植物と同じように行動を起こすこと
の大切さに触れてみたいと思います。

もくじ

3月に運動を始めた方がいい理由

イメージしにくいかも知れませんが1日のリズムが
あるように『1年にもリズム』があります。

1日なら朝、昼、夜、就寝というようにそれぞれの
行動によって、自律神経が勝手に働いてくれるので
必要な行動を遂行出来ています。

1年も同じで温かい季節、寒い季節で生活習慣が
自然に変わるようにここでも勝手に自律神経が
働いてくれて、調整してくれます。

本当は意識した方がいいのですが私も含めて、
ほとんどの方は寒い日なら『今日は寒いな~』
くらいしか、意識していないと思います。

でも、体の自律神経が働くことで毛穴を閉じたり、
余分な水分を尿で排出したりと寒さに順応するように
自律神経をフル活用して、体を守ってくれます。

当然、温かくなると体に熱を溜め込んでいると
オーバーヒートして、熱中症のように倒れてしまうので
体の外に熱を追い出そうとします。

この自律神経の働きのわかりやすい排泄物が
『汗』
です。

汗だけではなく、便や尿、皮脂なども体から追い出す
必要があるのですがまずは汗が出ることでスムーズな
適応・調整力が生まれるんですね。

これは東洋医学では
『皮膚は腸の鏡』
という教えがあることに起因します。

少し、詳しくお伝えすると
腸は小腸と大腸に区別されます。

ご存じの方も多いと思いますが
小腸は『栄養の吸収』を
大腸は『水分の吸収と排泄』
に大きく貢献します。

日本人の小腸は8mと長く、欧米人の5mと
比べるとかなりの差がありますがこれは
食物繊維を消化するのに適していると
言われています。

小腸は消化吸収する過程で大きく動き、
『熱』を発して、内臓全体を温める大役を
担っています。

一方、大腸は水分を吸収しながら排泄に貢献する
のでどちらかというと『熱の排出』をしています。

自律神経の大きな働きである体温調節には
この大小腸が大きく関わっているんですね。

ここまでお話するとお気づきの方もおられると思いますが
本題の3月に運動が必要な理由について、お伝えしていきます。

寒い日々を過ごしてきた体は3月の初めにはまだ、
『体温を逃がさない』
ようにがんばっています。

でも、そのままでいるといきなり温かい日がやってきた時に
毛穴から汗を出すことが出来ずに体の中で体温を上昇させる
ことになります。

そうすると先ほどお伝えしたように
オーバーヒート(熱中症)を起こすことになってしまいます。

近年は冷房や暖房、冷蔵庫の普及で自然に適応する力が
落ちている方が多いので熱中症とまではいかなくても
様々な症状を訴える方が増えています。

例を挙げると

  • のぼせ
  • むくみ
  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 耳の閉塞感
  • ふらつき
  • めまい
  • 副鼻腔炎
  • 嗅覚障害
  • 皮膚炎
  • 他にも不眠や感覚障害、不安感、イライラなどなど

多くのご症状に関わるのがお判りいただけると思います。
アレルギー症状もこの働きと大きく関係することは
否めません。

本格的に温かくなる前に
『体の外に熱や老廃物を追い出すルート』
を作っておくために自ら体を動かしておくことが
大切なんですね。

それが3月に運動を始めるべき大きな理由になります。

簡単に続けられる運動のご紹介

では、3月に始める運動はどんなものがいいのでしょうか?

まずは簡単に続けられることが大切です。

簡単なところでは
ウオーキングやラジオ体操などは
誰でもできると思います。

温かい日なら少し、汗ばむ程度でいいので目安にしてください。

もちろん、ヨガやピラティスなどを習っている方は
その中から少し、取り入れても大丈夫です。

それでもハードルが高いという方にはこちらのページの
『マンガで簡単○○運動』がおススメです。
約2-3分で終わります。

それも出来ないという方なら『入浴』でもいいでしょう。
少し、汗ばむくらいまで入ってください。

それも無理という方はEMSなど、機会に頼るのも
きっかけとしてはありですね。W

お一人お一人、お体の状態やポテンシャルが違うので
これがベストというものはありませんが
ご自身が出来るところから始めてみてはいかがでしょうか?

では、今回は以上になります。

最後までご来院いただきまして、ありがとうございました。



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この記事を書いた人

okadaのアバター okada 院長

大阪市生野区のJR東部市場前駅から徒歩4分のところにある『おかだ鍼灸整骨院の院長 岡田彰久』です。東洋医学の良さを皆さんに伝えるための勉強会である『今日から使える東洋医学』もよろしくお願いいたします。

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