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秋のアレルギー|ハンノキ花粉による症状と対策

ハンノキ花粉症のバナー

数年前からみられる秋に悪化する厄介なアレルギーに
『ハンノキ花粉症』なるものがあります。

当初ははんの木が多い地方独特のアレルギーと言われて
いましたが近年、同じような症状に苦しむ方が地域を
問わずに増えているようです。

もくじ

ハンノキ花粉症の主な症状

主な症状としては

  • 頭痛
  • 皮膚炎(目の周りや口周辺、お腹周りなど)、かゆみ
  • 呼吸がしずらい
  • 夜眠れない
  • 胃が重い、胃がつかえる
  • 胸部、鼠径部、首や耳周辺のリンパの腫れ

    などなど、様々なものがあります。

ハンノキ花粉症を引き起こす原因

さらに特徴としては

  1. 小麦製品
  2. バラ科の植物(リンゴ、モモ、サクランボ、洋ナシ、ナシ、スモモ、アンズ、イチゴ、ウメ、ビワなど)
  3. 生野菜

などを食べると前述の症状が起こる特徴があります。

しかし、近年の状況を見ていると食品だけに反応しているのではないように思えてきました。

ハンノキ花粉症と同様の症状を引き起こす原因物質

ハンノキ花粉症と思われる方の習慣を伺うと次のような特徴がみられます。

  • パンや麺をよく食べる
  • 長期間、服薬している薬がある
  • サプリメント愛好家

などに該当する方が非常に多いようです。

このような特徴から
添加物や農薬などの『化学物質』に反応している可能性が高い
と言えます。

ハンノキ花粉症の自分でできる対策

自分で出来る対策としては

  • 食材を加熱する
  • 生食の場合は『50度洗い、50度漬け』する
  • バラ科の植物を避ける
  • 添加物が大量に入った食品を避ける
    ※特に毎日、食するもの(主食と調味料など)

に配慮することが大切です。

※50度洗い、50度漬けについてはこちらを参考にしてください。

鍼灸施術はハンノキ花粉症にも有効です。

ハンノキ花粉症に対する対策として、東洋医学的には次のように考えます。

過敏症対策として、
肝機能の強化
腸内環境(腸内温度や排泄など)を整える
食物繊維の多い食材を食す(豆や植物の皮など)

肝機能の強化については
肝臓に負担がかかる行為である
夜更かし
夜、遅い食事
油が多い食品の摂取
添加物や薬品の低減

などに取り組みながら
鍼灸施術で更に肝機能を促進させる
ように働きかけます。

おクスリやサプリメントでケアしたいと考える方が多いと
思いますが過敏症の方に更に薬品や化学物質を投入する
ことはかえって、負担になるので選択肢としては
好ましくありません。

数千年前から人類を支えてきた東洋医学の考え方が
現代人のあらゆるお悩みにも安心して、用いることが
できますのでお困りの方や不安な方は是非、ご相談ください。


数年前の動画ですがこちらでも説明していますので参考にしてみてください。

ハンノキ花粉症
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この記事を書いた人

okadaのアバター okada 院長

大阪市生野区のJR東部市場前駅から徒歩4分のところにある『おかだ鍼灸整骨院の院長 岡田彰久』です。東洋医学の良さを皆さんに伝えるための勉強会である『今日から使える東洋医学』もよろしくお願いいたします。

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